見出し画像

元気の源 High Power Print vol.70 当たり前が当たり前でない

梅雨の季節が結構好きだったりします。
蒸し暑かったり出来る事が制限されてしまうのは勿論嫌ですが、涼しげな雨音と共に街が綺麗に洗い流されて行くような感じに惹かれたりします。
こんな詩人みたいな書き出しですが、周辺ではかなりの確率の雨男として知られております(笑)。

過日の日経コラムにこの様なお話が掲載されていました。
子供科学電話相談室に小学校5年生の子が質問します。
『雨が降ると天気が悪いと言われるのはどうしてですか?』
回答者の方曰く『雨は決して悪い天気とは思いませんが、雨の降らない時に比べて雨の降る時の方が嫌だと感じる人が多くいるからその様になったと思います。』
その後にこのコラムはジーン・ケリーの『雨に唄えば』を引き合いに出し、雨にも素敵なシーンに重なったりすることを述べられておりました。

子供の疑問や不思議って、本当に勉強になると思いませんか。
今までの当たり前だと思っていた事に、鋭い指摘をすることが多々あります。
言われてみれば、これって今まで生きてきて情報に植え付けられた当たり前が実際は当たり前でなかった。

これに関連する話がもうひとつ。
現在参議院選挙前で、各党の代表者が連日テレビで論戦を交わしています。
ある代表者が『テレビは洗脳マシンです。~』と喋り出したことろ、退場させられたとの報道がネットで大騒ぎになっていました。
・若い世代がテレビ離れをするようになった事。
・情報弱者と言われるご年配の方々がテレビを観る事が多い事。
生放送中のこの発言 テレビ局からしてみればつまみ出したい気持ちが解らなくもないですが、裏を返してみれば後ろめたさ故とも取れると思ったのでした。

当たり前が当たり前でない 世の中に沢山溢れています。
これに飲まれない為には、医療のセカンドオピニオンの様に物事を常に多方面から考える癖をつける事が大切であると考えます。

編集後記
お客様にメールでご連絡すべく『ひとつづつ』の文字を打とうとしていたところ、『ひとつずつ』と使っている文章を目にしました。これどっちだろうとググると、【最近は『一つずつ』の方が主流である。】的な解説を目にしました。小さなことではありますが、疑問が湧いたら必ず調べる様にしております。ネットが普及してからは調べるのは苦でありませんからね。

https://yamamoto-printing.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?