新番アニメ配信全リストと動画配信サービスの考察(2020年冬アニメ)

こんにちは、アニメ支援企業ウィン代表の山本(@yamamo69)です。

年に100タイトルほどアニメを見ており、移動中の隙間時間にスマホでアニメに没頭するアニメフリークです。

新番アニメと呼ばれる深夜帯で毎クール40~50本新たに放送されるアニメ作品は動画配信サービスによって見れる作品が異なったりします。

今回は2020年冬アニメ(1-3月クール)の配信全リストと、そこから見える配信サービスの考察をまとめました。

配信全リスト

※詳細は各サービスにてご確認ください

配信作品数ランキング

3位(同率):ニコニコ動画アニメ放題 29タイトル

ドワンゴが運営する基本無料の老舗動画サービス「ニコニコ動画」と、ソフトバンクが運営する月額制サービス「アニメ放題」が同率3位でした。ニコニコ動画は昔からアニメ好きユーザーにつかわれている印象がありますが、アニメ放題は半年前と比べて新番アニメタイトル数が倍増しており、特に力を入れ始めた印象です。


2位:U-NEXT 30タイトル

「海外より日本のが観たいですが〜」のCMでお馴染みの「U-NEXT」が2位にランクイン。

この半年で新番アニメ作品数が10タイトルほど増えており、A3花子くんなど他動画サービスに先駆けて配信する作品も増えている印象です。


1位:dアニメストア 31タイトル

アニメ好きにはお馴染み「dアニメストア」が僅差で1位となりました。配信タイトル数もさることながら、うち14作品は他サービスに先駆けて配信しています。さすがのアニメ作品数No1サービスです。


特定の動画サービスでしか観れない独占タイトル

映像研には手を出すな!:FOD

推しが武道館いってくれたら死ぬ:FOD

空挺ドラゴンズ:Netflix

ケンガンアシュラ:Netflix

斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編:Netflix

7SEEDS:Netflix

ドロヘドロ:Netflix

number24:Hulu

pet:Amazon

理系が恋に落ちたので証明してみた。:Amazon


考察

・各社配信タイトル数を拡充

無料、月額制の主要15サービスのうち、11サービスが新番アニメを25タイトル以上配信しており、作品数による差別化が困難に。


・先行配信タイトルによる差別化競争

15サービス中、約半数が何かしらの作品で先行配信を行っており、先行タイトル獲得競争が激しくなっている模様。


・国内で唯一独占タイトルを保有するFOD

全世界のユーザーから課金収入が得られるNetflix、有料会員の付帯サービス的な位置付けでもあるAmazonは以前から独占タイトルを保有していましたが、昨今FODが殴り込みをかけてきている模様。月額888円、国内のみで事業展開するFODの行く末に注目です。

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