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俳優・三浦春馬からの<継承>

2021/4/17 追記:
3月31日で無料公開終了と以下記載しましたが、その後公開延長のお知らせが掲載元サイトよりありました。ありがたいですね。多くの方にこれからも読まれますように。

昨年12月、三浦春馬さんの著書「日本製」にまつわる対談記事が「読書人WEB」に掲載されました(このnoteのタイトルもその記事からそのまま引用しています)。

かねてから三浦春馬ファンを公言していた経済学者の田中秀臣さんが企画してくださり実現したものです。

今回この記事を紹介するのは、現在の無料公開が3月31日で終了してしまうからです。4月以降一部を除き有料化するとのことで、まだ読まれてない方、特に「日本製」をお持ちだったり興味がある方にはぜひ一読いただきたい対談です。

「日本製」はいわゆるタレントエッセイ本とは一線を画す、類を見ない作品ですが、持つとずっしりと重みがあり中身もそれに引けを取らない濃さで、油断してると圧倒されます。
なのでひとりで読み進める上でも、この対談が良きガイドになってくれると思います。

この対談記事が昨年12月に公開されて何度も読みましたが、今回紹介するにあたり読み返して特に引用しておきたかったのは田中先生の以下ご発言です。

僕はこの本から三浦さんが5年の歳月を費やした『日本製』という仕事に対するとてつもない熱量を感じました。人気俳優業の傍らでやる仕事の領域を超えた三浦さんの情熱がつまっている。それに加えて彼を支えたスタッフたち、あるいは連載を完遂させ本の出版にまで持っていった出版社の情熱が結集しているんですよね。本作りにあたってはむしろ過剰なほどの情熱が注がれた一冊だという気すらします。

過剰なほどの情熱が注がれた一冊“ 、読まれた方なら感じたと思いますが、この言葉が作品そのものを表していますね。

映画「天外者」でも“圧倒的な熱量“と表された彼の演技。
先日の映画「キンキーブーツ」の感想最後にも書きましたが、
春馬さんの作品に向き合う姿勢、その真摯さ
映画であろうと本であろうと、必ず伝わってくる。

人は何を得たかよりも、何を(この世に)残したのかが大切なのだなと、
春馬さんがこの世を去って半年以上経つ今、ようやく私にもわかってきました。
彼のことがなければ、きっと一生気づかなかったかもしれないです。

ところで、今回紹介するにあたり久々に記事を開いてタイトルで思い出したのは、一昨日の映画「ブレイブ 群青戦記」の舞台挨拶で新田真剣佑さんが語った言葉。

今日が僕の第一章の終わりだと思っています。これから春馬さんの夢だった海外進出を叶える、想いを繋げるために僕も海外で挑戦していきます。そして、必ず結果を残して帰ってきます。この作品に出会って、いただいた新たな夢です。この作品には、本当に感謝しています。
引用元ニュース記事はこちら

映画「ブレイブ 群青戦記」のテーマも<継承>だったけれど、この「日本製」のテーマでもあり、対談で先生たちが伝えたかったことでもあり。

春馬さんが遺したものが、彼を想う人々によって受け継がれていく。
その中には私や今このnoteを読んでくださってるあなたもいて。。
それがどんな形であれ、一人一人ができる形で春馬さんの想いを繋いでいけたらいいですね。

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最後に今日は嬉しいお知らせもありました。

㊗️「Night Diver」公式MVが
YouTubeで再生回数5000万回を突破!!
👏👏👏
来週4月5日は春馬さんの誕生日。この日に5000万回越えをプレゼントしようとファンの方たちがSNS上で活動されてましたが、1週早いこの日めでたく突破。
Twitterのトレンドにも上がってました。

おめでとう、春馬くん。来週は誕生日ですね。


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