都知事選討論会 主催:東京JC 6/28日 再後半部書き起こし

山本太郎:国に災害指定をさせる、重要なことなんですよ。どの会社も潰さない、誰も失業させない、誰も飢えさせない。どうして都がやらなかったのですか、小池さん、おかしいでしょ。国に対して激しく求めましたか。災害対策基本法の中に含まれる余地充分ありますよ。異常な自然現象に当たるじゃないですか。どうして都民の生活守ろうとしなかったのですか。国と本気で対峙したくなかったじゃないですか。考えてみてくださいよ、だって、それで都民の皆守れるんですか、第2波もくるんですよ。人々がどんなことがあっても住まいを失わず、仕事を失わず、収入を失わない、国からの約束を取り付ける。これ、東京都のトップの当たり前の仕事ですよ。なぜ、それをやらなかったか、すごく憤りを感じています。

色んな街で出会った基盤をなくした大勢の人たち、そういう人達の声を聴いてきた、だから、私、立候補してるんですよ。小池さんテレビの討論とか、是非みんなでやりましょうよ、やっぱり議論を深めるべきですよ。これから何をしていくかということに対してみなさんにちゃんとお示しする必要があると思います。ありがとうございました。

小池百合子:私は喫緊の課題としてコロナ対策に真剣に取り組んでまいりたいと思います。今日もですね、5月2日以降最大の陽性者が出ました。60名という数字です。これは、6月21日から一週間増加が続いている傾向があります。いわゆる夜の街関連がおよそ4割、そして20代30代が7割を占めていることです。若い方から高齢者、基礎疾患を持った方に移る場合の危険ということですけど、積極的な疫学調査として検査を受けられていることが多いということはひとつ軽症で済む可能性はあるということです。その病床ですけど現在のレベルでも1千床確保しています。現在入院している方が200名ということで重症者数は100床用意しているが20名をきっているということです。調査中の中でも分かっている方々も含まれている、確認が取れないだけ、いずれにしましてもコロナ対策をしっかりやる、そして、都民の命を守る、稼ぐ東京にする。人が輝く東京を確保していく、確立していく、さらに、都民ファーストの視点でも行政改革、構造改革を行う、都民の皆さまの幸福感をさらに高めていくように努めてまいりたいと思います。都政の継続、小池百合子、これからも頑張って行きたいと存じます。よろしくお願いします。

宇都宮健司:今日、感染者は60人ということです。東京アラート解除後の方が、感染者がどんどん増えています。だから、東京アラートの解除の基準がなんだったか、もう一回検討すべきだと思っています。都の感染者対策ははたして良かったのかどうか、問われるべきではないかと思っております。この間のコロナ災害による休業要請に関して都の方は支えた企業に対する協力金を支給してますけど、これは都の全事業者の1/3にすぎないわけですね、ライブハウスの経営者とかそういう所には協力金は支給されていない、さらに個人の非正規労働者やフリーランス、こういう職を失った方にも支給がされていない、これはもちろん国がやるべきことですけど東京都も積極的に、仕事を失ったり、住まいを失った、営業継続が困難になった人たちにしっかり補償をやるべきだと思っています。補償の基金としては、他の基金を条例を変えてコロナ対策にする1兆円、大規模な道路建設、等を見なおして財源に充てる、1兆円。それから、公共施設の建て替えの地方債を利用して1兆円。これをコロナ対策に充てる。3兆円の資金を作って対策を取りたいと思っています。もちろん、コロナ対策のためにはPCR検査の抜本的な強化、保健所の充実強化、〇〇病院の独立行政法人化が大切と思っています。

小野:私がたった一人で立候補したのは、小池都政がこのままでいいのかという問題意識です。例えば、公約が7つのゼロが一つしか達成していない、都の計画も25%の達成率。私も行政の現場としてやっていた、その中からすると都民の負託に答えていないと思うんですね。
そして、それをやっている都庁の職員さんとの信頼関係が本当に大事と思っています。都政新報の今年1月のアンケートで小池さんの実績一期目の評価をしている人は46%、半分を切っている。そして、再選出馬の賛成する人が21%、反対の人は42%、こういうような状態で本当に2期目に職員さんが本当に信頼していい仕事が出来るのか、私自身も職員さんとの信頼関係を一番大事にして、もちろん県民とも向き合って熊本県知事といっしょにやってきました。都民のためにいい仕事をするために職員さんの絶対的な信頼がトップに対して必要なんです。そういうことをどのように小池さんが考えているのか、本当は質問したかったですが・・・。このことは本当に重要なことです。小池さんももちろんキャリアのある政治家ですが、職員さんとどのように信頼関係を結んでやっていくのか、それを私は都民の皆さん、職員の皆さんとしっかり一対一で向き合いながら仕事をしていきたい。いままでどおりしっかりやっていきたい。その信念を基にこれからも戦っていきたいと思います。

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