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変わりゆく時代。DVDとオンライン。

■自粛時間の中の掃除時間

これは、ものすごくたくさん出てきたDVDの山と向き合った、そんなお話。

外出自粛でできた時間を、掃除をすることに費やすことも多い最近。

今住んでいる海まち古民家の家の掃除はだいぶ進んだので、次は東京のアトリエの掃除をしようと久しぶりに東京に向かう。

東京のアトリエでは、撮影をしたり、仕事が重なるときに泊まったりしている。

午前中、いつもの半分かそれよりもだいぶ少ない数の車の中、スイスイと1時間弱で東京に到着。この時間ならいつもは大体2時間はかかる。

途中に見える飲食店などが軒並み閉まっているのを見ながらアトリエに到着。


■たくさんの雑誌たち

本日のミッションは、アトリエの棚を占領している本とデータ類の整理。

これもお仕事、だ。

撮影した雑誌は見本誌として出版社が送ってくれるので、その本がずらりと並んでいる。数百冊。並びきらなかった本は、床に積まれている。

まずは、雑誌類の整理。

雑誌を手に取ると、今も記憶がぐわっとよみがえるものもたくさん。
でも、あれこの雑誌のどれを撮影したんだっけ...と必死に探さなければ覚えていないものもたくさんある。

積まれた山のような本を見ながら、
これだけのお仕事をいただけてありがとうございます
と思いながら、自分がこの先もどうしても残しておきたいものだけ残し、後は整理することに。


■たくさんのCDとDVDたち

次は、データ類の整理。

10年前くらいは、撮影したデータは全てCDやDVDに焼いてクライアントさんに納品していた。プリントも大量につけて。
自分用には、HD(ハードディスク)と予備でDVDに焼いて二か所で保存していた。

クライアントさんに納品 「DVD + プリント」で納品
自分用の保存 「HD+ DVDまたはCD」 の二カ所に保存


時代が変わり、今はほぼ全ての納品がオンライン化。
たまに「DVDはいりません。」とクライアントさんから念を押されたりもする。「捨てるだけだから。」と付け加えられたりするとちょっと切なくなったりもする。

自分の保存も、ハードディスクとDVDから、SSDへに変った。
SSDは、ハードディスクに比べ、驚くほど小さい。

クライアントさんに納品 「オンライン納品」
自分用の保存 「SSD (または HD)」に保存


その頃に予備として保管していたDVDたちを出してみたら、出てくる出てくる。

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美しいなと思う。


■データの整理

10年前くらいのハードディスクの容量は500ギガくらいのものもある。

今発売されているものは8テラ(8,000ギガ)のものもあるので、大きな容量のものに全て入れ替えて、さらに予備として、ポータブルのハードディスクに入れて二カ所に保存。

過去データの保存 「HD + ポータブルHD」の二カ所に保存

という訳で、DVDがいらなくなるため、処分することに。

全てのDVDのデータの読み込みができないように処理して、まとめる。


でもやっぱりすぐには捨てられない。

しみじみ眺めながら、記念写真を撮る。

パチリ

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たくさんのお仕事、ありがとうございます。


F値を変えて、さらに撮る。

パチリ

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ありがとうございます。


■これから

時代は変わっていくけれど、
形も変わっていくけれど、

心に残っていく仕事をしよう、
これからも素敵なお仕事ができるように頑張っていこう、

そんなことを思う一日。



ありがとうございます

とたくさん思った外出自粛のある一日のことでした。



私の記事をここまでお読みいただきありがとうございます。とても嬉しいです。頂いたご支援は、作品撮影費に使わせていただきたいと思います。「カメラがあれば夢だらけ」「写真に、人生に、スパイスを♡」