細胞の中の分子生物学 第1章 5
講談社・ブルーバックスの「細胞の中の分子生物学」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。
ここからは DNA についてのお話です。
DNAの基本的な構造(ヌクレオチド)を作る、3つのかたまりのひとつ塩基には以下の4種類があります。
・アデニン(A)
・グアニン(G)
・シトシン(C)
・チミン(T)
DNA は下の図のようにヌクレオチドが繋がってできているのですが、どの塩基がついたヌクレオチドが、どんな順番で繋がっているかによって、その遺伝子が伝える情報が変わってきます。
この塩基の配列が、それぞれの塩基の頭文字、A、G、C、T で表されたものを「塩基配列」といいます。
上の例だと
AGTTAC なんですが、実際の塩基配列はもっともっと長いですよね。四つの塩基のどれかが入ったヌクレオチドが、いろんな順番で延々と繋がることで、複雑な情報を子孫に伝えていく仕組みだと思うんですが、たった4種類のヌクレオチドが並んでいるだけで、目の色とか髪の毛の色から、性格の傾向、そのほか様々な複雑な性質が情報として DNA のなかに組み込まれているってすごいですね。
遺伝子の話を聞いたり読んだりすると思い出す、星新一さんのショート・ショートものすごくうろ覚えで、また読みたいなあと思うんだけど、タイトルも思い出せません。
たった一本の杖にすべての情報が入っている。。。っていうようなストーリーで、その杖が高度な電子機器とかではなくて、端からの正確な長さで、そこに示される情報がわかるとか?
数字の組み合わせは無限大なので、情報も無限大に組み込めるとか。。。?
星新一さんの本は、実家にかなりあると思うから、いずれ探してみようと思っています。
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