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E=mc2のからくり 第2章 1


講談社・ブルーバックスの「E=mc2のからくり」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。


今日から第2章です。この章ではE=mc2のE、エネルギーについて書かれています。エネルギーというと、エネルギーを燃やす、エネルギーを蓄える、などの言葉が思い浮かびますが、その実態は?と聞かれるとよくわかりません。モノや生き物が動くときに必要なもの。。。?

本書ではエネルギーは以下のように説明されています。

エネルギーとは物理的、または科学的な変化(あるいはその両方)を引き起こす源となるもの。

ということは私のイメージもあながち間違ってはいなかったようです。ところでエネルギーと「力」は別のものなんでしょうか?重力は「落ちる」という物理的変化の源ですよね。あと、私たちはずーっと食べないでいると動けなくなっちゃいますが、食べ物もエネルギーなんでしょうか?食べ物はエネルギーというより、エネルギーの素という感じがするのですが、科学的な定義ではどうなんでしょう。

気になったこと/疑問
・エネルギーと力は違う?
・食べ物はエネルギー?


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エネルギーと一言でいってもその形は様々です。本書では熱エネルギー、化学エネルギー、電磁気エネルギー、動力エネルギー、核エネルギーが例としてあげられています。そして、エネルギーはひとつの形態から別の形態へと姿を変えます。私たちがエネルギーを利用するために人工的に形態を変えることもあれば、自然界の中で変わっていくものもあると思います。

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例えば自動車ならガソリンという化学エネルギーを化学反応によって熱エネルギーに変え、その熱がエンジンに伝わってタイヤを動かす動力エネルギーに変わる、といった具合です。そうすると、食べ物もやっぱりエネルギーみたいです。ちょっと不思議な感じですが私たちは食べることで化学エネルギーを取り込んでいるんですね。

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火力発電では石油や石炭、天然ガスなどの化学エネルギーを熱エネルギーに変え、さらに電気エネルギーに変えています。

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原子力発電は核エネルギーから熱エネルギー、そして電気エネルギーへと形態が変わります。

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照明器具は電気エネルギーから光のエネルギーへ。

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太陽光発電は照明器具とは逆で、光のエネルギーから電気エネルギーに。

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他にも水力発電や風力発電、地熱や波、自転車をこいで。。。などいろんなところでエネルギーの形態が変化するのが見られますね。

そして、この項の最後にこう書いてあります。

さて、本書のメインテーマであるE=mc2は、定数である光速度c(秒速30万㎞)を介して、エネルギー(E)と質量(m)が等価であることを示しています。ということは、エネルギーは質量にもその形態を変えうるのでしょうか……?

そうなんです!そこが知りたいんです!
でも本文はこう続きます。

その話は、またのちほど。

うーん、待ちきれません!

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