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新刊のご案内【2021年11月発売】

朝晩の冷え込みも厳しい季節になってきました。
師走に向かってバタバタする時期ではありますが、ゆっくり読書を楽しむのもいかがでしょう?
11月の「ヤマケイの本」、発売中の1冊と、これから発売になる3冊をご紹介いたします!

<好評発売中!>
『発酵来福レシピ 90のおいしい料理と暮らしの知恵』
おのみさ著

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健康に良くて美味しい「発酵食品」。作ってみたいけど、結構手間なんじゃ…?
そんなあなたにおすすめな、作って食べて幸せになる簡単発酵食レシピ集を刊行いたしました!

料理研究家でイラストレーターのおのみささんが、発酵食品や保存食づくり、堆肥をつくってベランダ菜園に挑戦!
ザワークラウト、簡単みそ、梅の発酵シロップ、いろいろな手づくり酢などお家で簡単にできるレシピばかり。
食だけでなく、お掃除や美容液にも使えちゃう暮らしに役立つアイディア発酵レシピも。盛りだくさんの内容です。

案内役のツボちゃんとカッパくんに導かれて、お金をあまりかけずに、楽しく豊かな「発酵ライフ」を楽しんじゃいましょう!

<11月17日発売>
『グランマ・ゲイトウッドのロングトレイル』
ベン・モンゴメリ著、浜本 マヤ訳

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「ロングトレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
自然に触れたり、その土地の文化・歴史に親しんだり、歩く旅を楽しむ道のことを言います。国土の広いアメリカには、3大ロングトレイルと呼ばれる、長距離自然道があります。
1955年、アメリカの3大ロングトレイルのひとつ、アパラチアン・トレイル(約3500km)を女性としてはじめてスルーハイク(途中でやめず、ワンシーズンで一気に歩ききること)したのは、67歳のおばあちゃんでした。

エマ・ゲイトウッド、67歳、ハイキング経験なし。
DV夫と11人の子供と23人の孫をもつ彼女は、テントも寝袋も持たず、毛布一枚にくるまりながら、トレイルを1日20km歩き続けました。
その姿はやがてニュースになり、行き先々で記者が待ち構えるように。
彼らの「なぜ歩くのか?」の質問をはぐらかしていた彼女は、やがてその胸の内を語り始めます。

本書で時間と空間を超えて彼女といっしょに歩き、旅をすることは、人生の苦難を乗り越えるための力にきっとなるはずです。

原著『GRANDMA GATEWOOD'S WALK』は、 2014年の「National Outdoor Book Award」を受賞しました。

<11月17日発売>
『ヤマケイ新書 京阪神発 半日徒歩旅行』
佐藤 徹也著

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朝寝した休日でもたっぷり楽しめる、京都・大阪・神戸近郊<超>小さな旅!

休日にどこかへ行きたいけれど、1泊でいくほど時間もない。
休日にうっかり寝坊したけど、外は晴れていて家でただのんびりするのはもったいない。
そこで、この1冊!
小さな旅でも心はたっぷり満足できる、週末のリフレッシュ旅をお届けします。

奇景絶景を楽しむ、乗り物も満喫する、島を目指す、里山を漫遊する、時代を巡る、旧道旧線を探る、街を探検する、7つのテーマでたっぷり51コース!

京都、大阪、神戸から半日で行ける別世界へ行ってみませんか?

関東圏の半日徒歩旅行は↓こちらから!

<11月17日発売>
『ヤマケイ文庫 猟犬探偵 完全版』
谷口 ジロー作画、稲見 一良原作

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稲見一良が紡ぎだす動物の力強さ、自然の美しさ、男の気高き魂を谷口ジローが描きあげた傑作集が文庫完全版になります!

主人公の竜門卓は、行方不明になった猟犬探しを生業に、大阪北端・能勢の広大な山林に犬の相棒ジョーと住んでいます。

慎ましい日々を送っていましたが、ある日、盲導犬の捜索依頼が舞い込みます。
資産家の娘が、愛する盲導犬と一緒に音楽教室に通っていたとき、一瞬目を離したときに犬がいなくなってしまい……(セント・メリーのリボン)。

竜門卓のもとに、サラブレッドファームから失踪した犬と馬の老厩務員の捜索が依頼されました。
馬と犬を連れて、老人はなぜ失踪したのか。その目的地は……?(サイド・キック)

谷口ジロー氏は漫画化にあたり、もともと「セント・メリーのリボン」で完結させるつもりでしたが、主人公のキャラクターに惚れ込み、その1年後を描く「サイド・キック」に出会い、あらためて漫画化を申し出たそう。

自然と動物を美しく描く筆致にご注目ください。

谷口ジロー氏の名作山岳漫画『K』もあわせてどうぞ!

秋の夜長に「ヤマケイの本」で楽しい時間をお過ごしくださいませ~!






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