ネットで会社を売買できると聞いてどう感じられますか?
うさん臭いなあ。そんな物までネットで売るのか。でしょうか?
それとも、そりゃ便利だね。今度売買してみるよ。でしょうか?
おそらく多くの方が前者のマイナスのイメージを持たれるのではないでしょうか。
会社を売買する時の投資単位は通常は数千万〜数億円になり、安くとも数百万円は必要となります。
この投資価格自体は、不動産の売買と似た様な感じですね。
不動産も今はネットで売買物件の情報が検索できる時代です。
一昔前ならネットで不動産売買なんてとんでもない、と考える方の方が多かったと思いますが、
今は皆さん当たり前の様にSUUMOなどで不動産を探しますね。
私もマイホーム探しはSUUMOなどのサイトで検索しました。
不動産が地域や建物の形態を指定することで絞り込みが行えるのと同じく、
M&Aサイトでも地域や業種で絞り込みが行なえます。
会社の業種というのは多様で、飲食店ひとつとってみても様々な形があるわけです。
ラーメン店ならラーメン店が欲しい会社に情報が届かなくてはならず、和食しかやる気のない会社にアプローチしても響かないわけです。
製造業などはかなりニッチとなり、相手探しも大変です。
ネットで情報が開示される事で、より多くの買い手希望の方の目に留まり、買い手が現れやすくなるというメリットがあるのです。
ただそんな高額の投資は怖いですよね?
もちろんAmazonで、ポチッと購入ボタンを押して購入完了!とはいきません。
ボタンがあっても怖くて押せないでしょうけど…
「会社をネットで売買できる。」
と言っても、最初に見れるのは地域や業種、そしてアピールポイントなど、どの会社かが特定されない形でしか載っていません。
その後興味を持った場合には秘密保持契約を結び(←1番大事)、
買主が名を名乗ったうえで売主の名前を教えてもらうという流れになります。
そして実際に交渉する意思がある場合は、会社を売りたいオーナーと買いたいオーナーに実際に会って頂きます。
そこで売主オーナーは将来我が社をこの買主に任せて大丈夫なのか?
買主は売主オーナーが今までどの様な経営をしてこられ、どのような事業をしておられるのかについて、徹底的にお話し合い頂きます。
さらに膨大な会社資料に目を通して頂きます。
その場面では、私の様な公認会計士や税理士、弁護士などが、財務、法務、労務面でおかしいところはないかを調べ、リスクを減らしたうえで、最終売買契約を結んで頂く事となります。
最近、M&Aを取り扱う業者は様々な会社が参入してきており、その信頼性についても様々です。
皆様にはきちんとしたプロフェッショナルが対応できるサイトで安心、安全な取引をして頂きたいと思います。
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M&Aのご相談は山川会計事務所 グローアルM&Aコンサルティングへ
公認会計士・税理士 山川 賢記
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