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どんな生命保険に加入すれば良いか

生命保険の必要性

みなさんの大半が何かしらの生命保険に加入しているのではないでしょうか。もしくは生命共済に加入しているという方もいるのではないでしょうか。
でも、保険料はそれなりに高いし、本当に生命保険って必要なんでしょうか。今回は生命保険の必要性について整理してみたいと思います。


生命保険はほんとに必要?

生命保険の契約をするのって結構大きな決断ですよね。
仮に20歳で月5,000円の定期保険に加入したとして、
それを70歳まで加入し続けたとしたら、

5,000円/月 × 12か月 × 50年 = 3,000,000円

これって大きな買い物ですよね。
ホントに入った方がいいのか、やめといたほうがいいのか悩みどころだと思います。だからこそ、生命保険のことをきちんと理解した上で、しっかりと判断したいですよね。

どんな生命保険に加入すれば良いのか。

生命保険の加入は、私は必要だと思います。
多かれ少なかれ、誰しもリスクを抱えているので、そのリスクを担保するためにも保険は必要です。
では、一体どんな保険に加入すれば良いのか。
それは、人それぞれの家族構成によると思います。

独身のうちは保険に加入しなくても良いかもしれませんが、
もし、加入するなら死亡保障の保険ではなく、就業不能やガンなどをカバーする生存保険へ加入し、
結婚したら、死亡保険に加入するのが良いと思います。

学資保険の回でも少し触れましたが、現在の積立型の保険は利回りがそんなに高くなく、金融商品としてはあまり魅力的ではないため、あくまでリスクのみをカバーする掛捨て型の保険が良いと思います。

生命保険料控除が使えるけど

生命保険料は保険料の金額に応じて、所得税の所得控除の生命保険料控除の適用を受けることができるため、所得税を圧縮することができます。

国税庁:生命保険料控除

保険契約は、新生命保険料、介護医療保険料、新個人年金保険料の3つに区分され、保険料が年間で8万円を超えると4万円の所得控除を受けることができ、3つの保険契約で最大12万円の所得控除を受けることができます。

これって一見魅力的に見えるかもしれませんが、
控除額は4万円が限度なので、いくら保険料を支払ってもそれ以上控除額は増えません。そういう意味でも必要な保障を出来るだけ安い保険料でカバーしたいですね。つまりは掛け捨て保険ですね。

保険加入は早い方が良い?

よく若いうちに加入した方が保険料が安く済むっていいますが、
本当に若いうちに加入した方が得なんでしょうか。

また、ライフネット生命の見積りを利用して、シミュレーションしてみました。
いわゆる掛捨ての死亡保険を80歳まで契約するとして、
20歳で加入したときと、40歳で加入したときの保険料の総額を比べてみました。
結果は、20歳で加入した方が84万円保険料が安くすみました。

やっぱり若いうちに保険に加入した方が、保険料の総額は安く済むようですが、自分にとってのリスクをきちんと算定できないうちに不用意に保険加入するのは注意が必要ですね。

まとめ

ありきたりですが、
保険に加入する時は、きちんと自分のリスクを算定した上で、適正な保障額の保険に加入するようにしましょう。
また、保険加入後も結婚、子供の誕生など、自分の環境が大きく変わるタイミングで保障額の見直しも必要ですね。

いずれ、保障額の算定についても整理してみたいと思います。
ありがとうございました。

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