(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事、現場での打ち合わせが続いているところ、リアルなサイズを体感しながらの打ち合わせで昇華する要素を丁寧に。
(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事
※設計デザイン時の外観イメージCG
現場はイメージとしていたカタチが
徐々に具体化しているところ。
まだ足場と養生があるので
外観の全体像が表面上
分かる状態ではありませんが
外壁仕上げ材がほぼ貼られた状態なので
近づけは雰囲気の一部は
住まい手さんにも伝わる状態に。
玄関横には外部の生活動線を意識して
プラン提案時に
外構の設計要素として「自転車置き場」を
「歩車分離」の考え方のように
車の駐車スペースとは分離させて
家の半屋外に設計しています。
これにより「日常生活」の
外部と内部の動線も
しっかりと整理整頓された状態に。
玄関のカタチも雰囲気が感じ取れる状態で
間取りとしての各エリア区分も
徐々にわかりやすくなっています。
この日は住まい手さんを交えての
現場打合せで
簡易打ち合わせスペースにて
工事の経過打ち合わせと
今後の工事内容についての詳細を。
設計図の展開図(室内を東西南北4面表示した図面)を見ながら
各部屋の構成要素を再確認。
図面やCG、イメージ図で見るのと
住まい手さんが現場で実際に「体感」するサイズは
別物なので「寸法の感度」を
この時点で改めて・・・・・。
実際壁の位置の認識などに関しては
リアルがともなわないと
認識が難しいですから。
そういった意味で「体感」をともなう打ち合わせを
間取り計画や設計に取り掛かる前段階
家具ショールームでの打ち合わせの段階から
調整しています。
感覚と体感とイメージの連動。
そして和室部分にもその良な意味で
立体的な意識の提案を。
座面との差を構成要素に。
和室はどちらかというと
畳の面に座るスタイルだったり
フランクな時間だと
寝転ぶようなスタイルが多くなります。
アイレベル(目線の位置関係)から
どのように感じるのか?
というところを設計段階から意識して
ご提案していますが、
現場での打ち合わせは
その「振り返り」の時間。
サイズ感をリアルに体感していただきながら
障子や窓、
空間の余白・隙間となる
吊り押し入れの部分などの雰囲気を。
出現する空間の意図を
どのように仕上げるのか?。
設計で予め決めている内容が
ほとんどですが
その振り返りによる
リアルを体感する昇華で
暮らしの空間の価値も質も
向上します。
過ごし方をリアルに近い状態で
打合せする時間を大切にと思います。
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