【保存版】「ハンガリー医学部」入試の勉強法とBiology&Chemistry勉強用スライド
ハンガリー医学部入試の対策で現地の学生が利用している勉強用スライドを改良してまとめました。
こちらの記事では以下のポイントについて説明していきます。
1. 入試の概要
2. 勉強用スライドの概要
3. 実際の勉強方法の例
1. ハンガリー医学部入試(大学入試)の流れ
詳しい入試情報はその他の情報ソースにも書かれているかと思うので、ここではざっくりと説明していきます (気が向いたら詳しく書くかも)。
①筆記試験(選択問題)
一般英語、医療英語、化学、生物
②口頭試問
自己紹介、一般質問、化学、生物
注: デブレツェン大学の場合はこれらに物理が加わります。
この順番で、筆記試験は全大学共通、口頭試問は各大学毎に行われます(2020年4月の入試日程はコロナウィルスの影響で口頭試問も合同でオンラインにて行われる予定になっているようです)。
2. 勉強用スライドについて
このように簡潔な定義と分類、イラストを載せたスライドが単元ごとにまとめられています。
シンプルな作りになっているのがご覧頂けるかと思います。
現地の学生はこちらのスライドで各単元の要点を把握し、教科書を読み込んで試験対策をしています。
独学でも、このスライドで出題されやすいポイントを押さえることで勉強効率が飛躍的にアップします。
闇雲に教科書を頭から読むのではなく、先に例年の問われる内容を把握してスムーズに勉強しましょう。
3. 勉強方法・スライドの活用法
ハンガリーの予備コース生は、学校の授業に加え、このようなスライドを上級生に説明してもらいながら学習していきます(そうした補足説明は追って日本語訳と共に執筆する予定です)。
基本的には高校レベルの内容なのでそれを英語で覚え直すのが勉強の中心になります。
スライドを使うのに当たって、以下の点は忘れないようにしてください。
1. スライドに書いてある内容は漏れなく押さえること
スライドは余計な説明を省いて必要な箇所に絞っており、いわば勉強するにあたっての地図のようなものです。理解が曖昧なところがあれば自分で調べ、定義もしっかりと覚える必要があります。
内容の理解を英語でしたい場合は、Kahn Academyなどの良質な動画を提供してくれるサービスも増えてきているのでご自身に合うものを探しましょう。
2. 単元ごとに、誰かに説明するつもりで学習
実際に口頭試問では試験官からトピックをもらい、それについて話すという流れになります。日本語では理解できても、英語では説明できない状態にならないようにしましょう。
しかしながら、こと入試に関しては英語が流暢である必要はないです(もちろん流暢であるに越したことはない)。
①必要な単語、コンセプトを説明できる(極論、各定義の英語を丸覚えでもよい)
②それらの情報の順序・相関関係を理解している
この2点を押さえておくことが重要です。
トピックを説明するための英語に不安がある人は、上記リンクのような英語の説明動画を参考にしたり、スライドや教科書の言い回しを丸覚えしたりして対応して下さい。
英語自体は筆記試験でも大きなウエイトを占めるので、そこがしっかりしていればその他の科目にも好影響です。コツコツ取り組みましょう。
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口頭試験の対策と解答例の解説についてはこちら↓
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