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もう一度読みたい良記事

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あ、いいこと言ってる! これはすごい! もう一回読みたい! という記事を集めています。(*´ω`*) 感動メモみたいなマガジンです。
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#コラム

作業日誌 セルフハンディキャップの逆

作業日誌 セルフハンディキャップの逆

 セルフハンディキャップ(セルフハンディキャッピング?)というものがある。読んで字の如くで、自分にはハンデがあったと主張することだ。これをやっておくと勝負に負けたときにいいわけができる。「本気を出してなかった」とか「どうせ遊びだから」とか「ちょっとやってみただけ」とか。こういうのがあまりよろしくない。いかがなものかと。勝負しに来ておいて「本気じゃない」「遊びだ」「やってみただけ」、その態度は勝負師

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断片 人体は様々な臓器によって機能しています

断片 人体は様々な臓器によって機能しています

 小説を書いている。いまもうぶっちゃけ小説のことしか考えてない。小説と人生のことを考えるのが小説家の仕事なのだという。であればやってることは既に小説家でしょうが。そうでしょうが。作品において、部分的にはここでこうでこう、みたいなところができつつあり、そうしてほぼ完成したパーツがあり、このパーツというものは人体に例えればひとつの臓器みたいなもんであって、なかなかにデッカい。重要である。だんだんと培養

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ガリィの戦いと祈り 『銃夢』について

ガリィの戦いと祈り 『銃夢』について

 ヘッダ画像は無関係です。

 『銃夢』を推します。ガンム、と読みます。中学生のときに地元の古本屋で手にしたこの漫画が私の人生をいくらか変えたものです。影響は受けた。崩壊してたり荒廃してたりする世界を書きたがる傾向は明らかにここから。

 何年か前に『アリータ:バトル・エンジェル』というタイトルで映画にもなって、いやあれもよく作ったもので実に見事だったんですけど、やはり原作に親しんでいるので、どち

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デジタルカラーイラストに挑戦28枚目

デジタルカラーイラストに挑戦28枚目

玉ねぎが超絶高いなとスーパーで驚いている今日この頃。カラーイラスト練習は続きます。

髪の毛が少し雑になったなという印象です。あと手も。もう少し丁寧に仕上げないといけません。

ハンターハンターの冨樫先生がツイッターを開設!しかもどうやら本物らしいです。3年以上休載が続き何の音沙汰もなかった中、いきなりのツイッター開設で即100万人突破!やはり只者じゃないね、この人は。本当に凄い。

まだ連載再開

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断片 生きろと呼ぶ声が聞こえ

断片 生きろと呼ぶ声が聞こえ

 生きてりゃ死ぬわい、とは中上健二の小説の中に出てくる台詞。作中あっさりといわれるこのひとこと、何回思い出しては頷いたかねえ。プラスとマイナスのように生と死がある。陽と陰、朝と夜、光と闇、そんな感じの両極だ。いや、別に誰かが死んだとかそういうことがあったわけでもなく、この断片のタイトルに引っぱられて書いているだけなのだが。人間どうせ生きているうちのことじゃないの、とは山本周五郎の小説の台詞。なんか

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断片 よさげなものに飛びついていくスタイル

断片 よさげなものに飛びついていくスタイル

 ほぼ日刊イトイ新聞をちょくちょく見ている。トップページのエッセイをよく読むんですけれども、未明に思わぬ収穫があった。糸井さんがなにかよさげなものを使っているようだった。ワープロソフト、いやいまはソフトとはいわないのか、ワープロアプリですね、それがどうもよさげだった。縦書きができるというので、そのiライターズというものをとにかくアプリストアでいってみた。飛びついた。小銭程度の代金である。そんでその

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ちょっと残念なお話です。

ちょっと残念なお話です。

目標があると自分の中でかなりテンションが上がり、それに向かって突き進むことができます。
少しでも高い目標の方が、自分を奮い立たせることができるのです。

その目標を自分の内で密かに思っているよりも言葉に出して、たくさんの人に伝える方が、自分を鼓舞出来るのです。
そんな風にして目標を成し遂げよう努力するのが私流です。

最近の有言実行とばかり、勢い込んで取り組んでいたことがありました。
でも残念な結

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R-1グランプリ決勝も、ちりめん山椒も、おにぎり推しです!

R-1グランプリ決勝も、ちりめん山椒も、おにぎり推しです!

【968むすび】豊田2号店(浦和)ちりめん山椒

1000日間、毎日おむすびの食リポートを書き続けるチャレンジを続けている。

まあ、こういう時代だ。
同じようなことを考える人もいるかもしれないな。

と思って、以前こんな検証をやったことがある。

半年に渡って各SNSやYouTubeなどを調査をした結果、おむすびを買って食べ続けてリポートしているのは、おそらく世界中で自分ひとりということが判明。

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親ガチャと異世界転生の夢、及び十四年前の田中ロミオの解答

親ガチャと異世界転生の夢、及び十四年前の田中ロミオの解答

 結論から。これはシンプルな話で、親ガチャという考え方と異世界転生ものの作品の流行はセットだよねってこと。

 詳らかに書く。最初に親ガチャという言葉をいったのはどこのキッズか知らんが、親を選べないことをいったのは何もここ最近のことではなく、古代ローマ時代には既に記録が残っている。以下、その聖賢の言葉。

 われわれはよくこう言う、親というものは偶然によって人間に与えられるもので、どの親が割り当て

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断片 コト化するモノ

断片 コト化するモノ

 事をコト、物をモノと書く場合がある。車をクルマと書くような感じか、雑誌なんかではよく見かける表記だ。なぜわざわざカタカナにするのかはわからない。おしゃれじゃないでしょこれ、別に。だって「ハッピーライフをランクアップするための三つのコト」とかいわれてもねえ。とはいえ「幸福ナル日常ヲ格上ゲスルガ為ノ三件ノ事」とか書かれたら、何やら戦時中の新聞みたいで雰囲気がよくないのだった。気楽にコトだのモノだのと

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北の大地で最高の旅を!「SL冬の湿原号のオススメ座席」を徹底検証してみた(予約の参考に)

北の大地で最高の旅を!「SL冬の湿原号のオススメ座席」を徹底検証してみた(予約の参考に)

コタツ記事という言葉が話題になっているらしい。

コタツ記事とは、実体験もなく取材や調査もしないまま、ネットなどのメディア上で流通している情報のみを収集して書かれた記事のこと。

たしかに、今の時代ではスマホでちょちょいと検索すれば大抵のことはわかってしまうし、それを元に記事を書くこともできるだろう。
ちゃんとエビデンスを取ることができれば、それ自体は別に悪いことでもない。

でも…
ワクワクしな

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断片 世界の終わりがそこで見てるよと

断片 世界の終わりがそこで見てるよと

 出かけるたびにウイルスの侵入を防げたかどうか、いちいち気にしなければいけないことが、やはりこの二年ほど不便ではある。でもマスクは意外と快適なもので、これはウイルス云々というよりも、顔を覆うことで他人からの視線を遮断し、軽い匿名性を得て安心できるという、そのような点で気楽なのである。誰が誰だかわからんのだ。

 友人とヒゲの話をする。私はいま伸ばしっぱなしであり、ただ生来濃く生えるほうではないので

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#七人の侍 を組織から5つの視点で観る

#七人の侍 を組織から5つの視点で観る

前回「#椿三十郎 から学ぶ組織論」を書いたところnote界隈の友人に楽しんでもらえて、ビジネスマンの視点で黒澤映画を観ると学びが多いなと感じました。もともとは、知の巨人と呼ばれる内田樹氏の『七人の侍』の組織論をリスペクトしていて、いつかこんなコラムが書きたいなと思っていたのですが「七人の侍」は既に多くのビジネス系コラムが書かれていたので自分が書くネタではないなと思っていたのです。それに七人の侍は

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