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おかえりモネを見てる〔第12週〕

毎日暑いですね・・・。日差しの強さが普通じゃない。ちょっと日に当たるだけでピリピリして、日焼けと言うより火傷しそうなレベルですね。
外に出てお仕事されている方を見かけると本当にしんどそうで心配になります。早く落ち着いてほしいなあ。
さて、今週もおかえりモネを見てます。

あらすじ

東北の太平洋側から台風が上陸しそうだ、という情報が入ってきた。台風に不慣れな地域では大きな被害が出るのでは、とJテレ気象班一同に緊張が走る。百音(清原果耶)は、龍己(藤 竜也)やサヤカ(夏木マリ)など、宮城の人たちにどのような対策を取ればよいか伝える。そしてある日、朝岡(西島秀俊)を訪ねて、車いすマラソン選手の鮫島(菅原小春)がやって来て、百音はスポーツ気象という新しい仕事にかかわることに。(公式サイトより引用)

「人の役に立ちたい」という気持ち

モネの地元、東北地方に台風が近づいているということで、緊張感のある始まりになりました。
だけど台風の話は着々と進んで、着々と解決。予報をもとにしたモネの声かけがうまく通じて、地元のみんなも無事、台風を乗り越えることができました。
その後、実家のじいちゃんから電話で「モネのおかげで助かった!」とお礼を言われるモネですが、その表情はなんだか複雑そう。嬉しさ8割。残り2割はなんか引っかかってる感じ。

それは菅波先生が以前こぼしたこの言葉が要因だったのかな。

「あなたのおかげで助かりましたっていう言葉は麻薬です」

菅波先生もなんかあったんでしょうね。この言葉をかけられて、嬉しくて、その人のために動いた結果、望まない方向に事が転んでしまったのかもしれません。

同じように、人の役に立てたと喜んでいるモネに、お天気お姉さんの神野さんが厳しい一言。

「人の役に立ちたいとか、結局自分のためなんじゃん?」

うわー分かるー!と思いました。20代の頃ってみんなこの考えにぶつかるんじゃないだろうか。そんなことないのかな。

人の役に立ちたい。人に良い影響を与えられる人でありたい。
でもこれって本当に長続きしない。人のために自分を犠牲にしてしまう。自分を優先することが悪なように感じられて、自分の気持ちに蓋をしてしまう。
結果、勝手に壊れて、「みんなのためにやったのに、なんで認めてくれないの!」となる。私はなってました(笑)

確かに「あなたのおかげで」っていう言葉は麻薬なんだよなあ。その言葉をもらってしまうと嬉しくて、他のこと考えられなくなっちゃう。また誰かの役に立ちたくて、それだけになってしまう。
そんな状態の人って、周りから見たらすごく無理をしてるように見えるんでしょうね。それって本当に楽しいの?と思われていたと思う。あの頃の私も。

と昔を思い出していたら、ドラマの中のセリフにまた救われました。気仙沼にいるモネの母、亜哉子の言葉。

「あなたたちにはとにかく、楽しそうにしててほしい」

以前、娘たちに「好きなことをすればいい」と声をかけていた亜哉子ですが、それは好きなことに向かって頑張りなさいと背中を押していたのではなく、楽しく生きていてほしいという願いだったんですね。


この言葉でまた、いろんなことを考えてしまいました。何かを頑張っている人って身近に沢山いますが、そのすべてが楽しそうに見えるかというとそうではない。自分の中で何か腑に落ちないまま、やらなければいけないという気持ちでやっているのかもなあ。
だけど、私も亜哉子さんのように、身近な人には楽しそうにしててほしいなあと思う。社会的にどうとか人としてどうとか正直どうでもよくて、楽しそうに生きていてくれたらそれでいいなあと。

みんなそうなんじゃないのかな。そうでもないのかな。
なんか考えてしまいますね。

アスリートってパワフル

ちょっとだらだらと考え込んでしまったので、あっさりとした感想をいくつか・・・(笑)

今週は鮫島さんという車いすレーサーが登場しました。
この人のキャラクターとか見た目が、友人のアスリートにめちゃくちゃ似ていてびっくり。女性アスリートって、いや女性に限らないのかもしれないけれど、なんでこんなにパワフルなんだろう。すごい。

生命力にあふれてるし、声大きいしエネルギーの放出量がすごい。いつもフルパワーで生きてるのに、エネルギーが尽きることがない。なんで?不思議。すごい。

私は身体を動かすことがものすごーく苦手なので、こういった方たちが別世界の生き物のように見えます(良い意味で)。生きる力を感じる。とても魅力的だなあ。羨ましい。

可愛い女の子がたくさん集まって可愛い

すごいしょーもないタイトルですね(笑)

水曜の放送だったか、モネが住むシェアハウスにお天気お姉さん・神野さんがやってきたことがありました。
モネの友達、スーちゃんもちょうど帰ってきて、シェアハウスのオーナー菜津さんもいて、モネと4人でわいわいやってるシーン。

みんな可愛い。現実世界、そんな可愛い女の子ばっかり集まることないです。なんだこの空間は、と思いながら薄目で見ていました。

ちょっとここに書くほどのことでもないような気がしたんですが、シンプルに感動したので書き残しておきます(笑)
ほんと、可愛いってすごいことだなあ。

やりがい搾取?

さて、今週はスポーツ気象の企画が動き始めました。朝岡さんが個人で立ち上げる企画ということで、気象班のメンバーであるモネたちに手伝ってほしいと頼む朝岡さん。
最初は断っていた面々も、残業代を出す、というと「やります!」と。結局いつものメンバーで取り組むことになりました。

この流れすごく良いなあ。仕事をするなら対価を求めるのが普通。人にお願いするってそういうことだもん。お金はもらえますか?ってもっと普通に聞いていいはずだよなあ。

最近、お金は出さないけどやって!と依頼されることが何件かあってモヤモヤしていたので、このシーンを入れてくれた脚本家さんにお礼を言いたい(笑)

このシーンを見て、特に若い人が、こうやって対価をきちんと求めていく姿勢を「普通のこと」と思ってくれたらいいなあ。
と思ってツイッターなんかを見てみると、やっぱり「やりがい搾取」という言葉でドラマの感想をつぶやいている人がちらほら。

などなど、みなさんのつぶやきに頷きつつ。確かにモネはバイトなのに、正社員と同じように動いてるように見えてるけどどうなってるんだろうとか。実はもうすでにやりがい搾取されてるのか?とか。みなさんの考えを見てるととても面白い。仕事観が見える。

ちょっとこの「やりがい搾取」についてはほんと、言いたいことたくさんあるなあ。最近ほんと、ほんとに、もう(笑)

まとめ

なんだか今週はいつも以上にまとまりのない感想になってしまいました。スポーツ気象のことももっと書きたかったんですが、さらにだらだらしちゃいそうなのでこの辺で・・・

来週もスポーツ気象のお話が続きそう。そしてモネと菅波先生の距離が縮まるようなことがあらすじに書いてありました。この二人、本当に少しずつ距離を縮めていくのがリアルでいいなあ。ゆっくりしていてほっとします。


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