くすぐられる青春silentに感謝

胸の中がキュンと締め付けられるような甘酸っぱい感覚、ときめきと感傷が交互にやってくる不思議な感情、あの頃の私が懐かしいです。
ドラマを見ていて、ふと初恋の頃を思い出しました。

私の初恋はいつだったか、定かではありません。でも何となくあの頃の感覚を思い出しているのです。

ドラマsilentで主人公の高校時代を描いたシーンを見ていて、その頃の自分が何気なく甦ってきました。

世間のことをよく分からないままに、雪のように真っ白な気持ちで様々な事柄を見ていた、汚れのない、純粋な時代の私を思い出したのです。

眩しい朝日に雪が溶けていくような、あの頃の感覚が本当に懐かしいです。

世の中に難しいことや大変な事柄があったとしても、その真っ白な気持ちで突き進んでいけばどうにかなるような気持ちでいました。

初恋の頃の清らかな思いが、私の心のどこかに眠っている初々しい魂を呼び覚ましてくれています。

爽やかな風と共に、私の淀んだ心に清々しい何かが吹き込んで、心の澱おりを取り除いてくれるのです。

ドラマを観ることでそんな感覚になれることに感謝です。

あの頃にはもう二度と戻れないと思っていたから。

回りのどんなことも関係なく、自分の真っ直ぐな思いを信じてただ素直に生きていたあの頃、初雪のように、儚く、清らかで、美しい、あの頃の私は、素敵だったなーと思います。

そんな遠い昔の私を思い出させてくれるドラマに心から感謝です。

silentも後一話なりました。
間違いなくロスになりそうです。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

《その頃お父さんと出会ったんよ》

92歳のばああと娘の会話です。

「初恋は誰でもあるよねー、私の初恋は小学生じゃったと思う、それから年を重ねるにしたがって変わっていったわい」

「お母さんの10代の頃は・・・」

「私は勉強に熱中しとった、10代後半にダンスが流行ってね、パーティーでいろんな人と出会ったんよ、その頃お父さんと出会ったんよ」

母は久しぶりに父との出会いを思い出して、懐かしそうでした。母の顔は少女でした。

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