自由に模刻して色を塗れる 紙粘土
小学生のときには紙粘土で工作をしたものでした。
乾くと硬くなって、彩色できます。
粘土で作ることが好きで、良く油粘土で遊んでいましたから紙粘土も楽しかったです。
人体を模刻するとき、認識と理想が表れます。
小さな子どもは頭足人という、胴体がない人間を描く場合があります。
体を認識していないわけです。
人間の顔は早い段階で認識しますが、体と手足のバランスは発達段階で変化していきます。
人体の比例を正確に認識するには、大人になってもさらに訓練が必要になります。
認知地図というものがあって、意識の中にある身体を描くと、いびつな形ができあがるのです。
右利きの人は右手が長く大きくなります。
造形するときには修正するのですが、利き手でない方はあらためて観察すると他人の手のような気がしてきます。
日常生活で利き手を見る回数の方が圧倒的に多いからです。
紙粘土で人体を作ったときにも、制作過程で認知の歪みを感じました。
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。