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花霞 限りなく乙女 天と地の 届かぬ美麻の 白む曙 漆黒に 輝く獅子の 綺羅の下 流る石…
貝殻の 砂浜にいて 海の果て 家族想いて 漁に出る君
雪深き ガラスの空に 夜の帳 怨みと叫び 虚実撚り合い
不死を得て 破壊を尽くし 火を放ち 殺戮の果て 自ら朽ちて
陽出ずる 神秘の国の 業を得て 命の波紋 赤の疾走
闇の底 古の面 被る君 燃え盛る火に 自らを焼き
筋通し 敵に向かいて 髪を上げ 戦う君は 友のため立ち
時の鐘 小江戸の情緒 音で添え ビールと団子 乗る人力車
時の人 クラブで遊び 浮気して 登る階段 踏み外し落ち
島暮らし 酒に溺れて 物を書き 東京へ出て 名は上がりたり
宿敵と 上へ下へと 組み合いて 崖下の君 宿へ戻りぬ
青春の 名残りを噛んで 吐き捨てる ジャケットのガム 香りは飛んで