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#14 こんな取材を受けました〜『AWAKE』監督関連宣伝ネタ一気だし〜

このnoteはいよいよ12月25日全国公開の映画『AWAKE』の監督・脚本をした山田篤宏が公開日のリアリティに目を背けながら書いています。

気がつけば公開日まであとほぼ一週間!…全然現実感がない。とはいえですね、大詰めでございます。各映画館もじゃんじゃん盛り上がってきて頂いております。

まずは愛知、刈谷日劇さんの鑑賞限定特典!

この電王手さんミニプラモ、以前僕も持ってまして撮影時に美術部に見せたら面白がってくれて、映画の中でも最もシリアスなシーンの一部に置いてくれてたんですが、いかんせん可愛い小ささなのでほぼ見えないんじゃないかっていう。その現場のドサクサもあって、今は手元にないんで、貰えるの羨ましいです。

そして次々と出てくる「冴えない衣装展」続報…。

フォーラム山形さん!

千葉はT・ジョイ蘇我さん!

栃木、MOVIX宇都宮さん!

新潟、T・ジョイ長岡さん!

あとは僕の観測範囲では、大阪、なんばパークスシネマさんも確認できてるんですが、公式SNS等での告知ではないのでこちらでの紹介は控えるとして。ただ、なんばパークスシネマさんの一着は「さすがにこれはないんじゃないか」とスタッフ一同思いながら決めた記憶がある逸品ですね…(万が一同じのお持ちの方がいたら土下座するしかないですが)。

そして宣伝の花は咲く

さて、今回は予告していた通り、これまでの僕が受けた取材等々を全部一挙にお知らせします。最後の方絶対クドくなりますけど!

初心者ではありますが曲がりなりにも色々と取材をあれこれ受けさせてもらって思うのは、これは種まきに近いんだなぁということでした。映画宣伝は通常公開日が一番盛り上がってくれるように作り上げますので、必然的に取材をしてもらった数々の記事や番組等々が出てくるのは公開日直前、まさにこの1〜2週間になります。いよいよ蒔いた種が花を咲かせる時期です。果たして綺麗に咲いてくれたのかどうか?それはこちらがキチンとした種まきなり、その後の水やりや肥料やりができたかどうか、ということへの結果でもあるのですが、できれば読んでくれた方々に届く花であればいいなぁと(詩人)。

では、下記一斉に参ります!

日経ソフトウェア2021年1月号(11/24発売)

実は既に発売されています。前回のプレスシートみたいな"内輪向け"以外の取材では初めてとなりました。プログラミング専門誌、ということは伺っていたのですが実際掲載された誌面を拝見したところ、コードとかがバンバン書かれているガチの専門誌だったので驚きました。『AWAKE』は主人公がプログラマーという意味では珍しいタイプの映画だと撮影時から思っていたので、その方面から取り上げて頂けたのは嬉しかったです。また、記事を書いて頂いた方が本当に映画を気に入ってくれたのだなぁと伝わって来ました。

SPUR2021年2月号(12/23発売)

そしていきなり超大ネタですが、前々回書いて濁してたのがこの取材でした。ていうか第六回の吉沢くん回で初号ぶりに再会した輝ける吉沢くんを見たのもこの取材。吉沢ファンの皆様にはお馴染みと思いますが、「TAKE YOUR SEAT」という彼が毎号ゲストを迎えるページがありまして、そこに…呼ばれて…2ショットで……。

や、まさか生まれて初めて写真付きの取材を受ける雑誌がSPURさんとはマジで人生何があるかわかんないもんです…。その上スタジオでの撮影でしたので、まあそれはそれは緊(略)。とはいえ、不思議だなーと思ったのは、撮影時点ではスタジオ内にいた人の中で一番回数会ってるのは、撮影現場で会ってたってのもあって当然吉沢くんだったんですよね…。「この中で一番知り合いなの吉沢亮だわ」っていう字面としては意味のわからない現象が起きました。

内容としては写真も当然載ってますが、対談してます!最初の方の取材ということもあって、まだこちらの回答が固まりきる前ってのもあり、くだけた感じになってるんじゃないかなーと思います。

茂木健一郎さん対談(パンフ用)

大ネタが続きます!続いて行ったのはパンフレットに載せる、脳科学者の茂木健一郎さんとの対談でした。これ、映像も撮ったので近々少しだけ内容が公開されると思います。

これも茂木先生とみっちり一時間〜一時間半くらい。茂木先生は事前にかなり下調べして来て頂いてたようなのですが、当時まだnoteも始める前でしたので僕の素性も皆目わからず、「どういう人なの?」みたいなところから。ちなみにこれが元でnoteとかやった方がいいよね、みたいな発想に到った一因にもなっています。

僕の中では茂木先生とかは当然「著名人枠」に入るので、おーなんか映画宣伝てやっぱすごいなー本格的だなー、って思った記憶があります。先生には最高のコメントもお寄せいただいていますが、対談でもかなり作品をお褒め頂いて嬉しい限りです。話のテンポが無茶苦茶速いのでついていくのに必死でしたが、その分内容は相当濃くなったんではないかと思います。

Number Web(たややんさん対談)

Numberですよ…Number。高校一年でバスケを辞めて以来(第10回参照)、運動といえばジョギングくらいしかしてない僕が何故……。ですが、Numberさんは実は最近将棋特集号なども出されていまして、将棋をマインド・スポーツとして捉えて積極的にご紹介されてたりします。

そして、たややんさんですが、この方は2020年の5月に行われた世界コンピュータ将棋オンライン大会で優勝した将棋ソフト「水匠(すいしょう)」の開発者・杉村達也さんです。最強ソフトの開発者でありながら、本職は弁護士という異色の経歴の持ち主。たややんさんにも試写で作品をご覧いただきまして、大変気に入っていただけたことで、今回の対談へと結びつきました。

とはいえ僕はコンピュータ将棋開発のことは映画で描かれた以上のことはあまり知らないので、最初は大丈夫かな?と思ってたんですが、やはりそれでも付いて行けるところは多く、楽しい時間となりました。途中で編集者の方を置いてけぼりにしたりもしましたが…。コンピュータ将棋の現在の第一人者と『AWAKE』を軸に語っていますので、これもかなり独特の内容になっているのではないかと!

将棋世界2021年2月号(12月28日発売)

そして、将棋世界。将棋大ファンとしては、この後にくる「将棋フォーカス」とともに、本筋が来た感が半端なく、大変ありがたい取材でした。自分の映画の記事を棋士の先生方が誌面を飾る雑誌の1ページに並べていただけるなんて光栄でしかないです。

こちらでは、打って変わって映画の話メインになってます。随所で言ってますが、『AWAKE』は「将棋を知らなくても楽しめる」作品でありつつ、将棋大ファンの僕が作ってますので「将棋を知ってても楽しめる」作品ですので、その辺は使い分けさせてもらってまして、後者押しでアピールしています!


以降は、一つ前の回のスケジュールにあった、完成報告日の怒涛の取材です!

毎日新聞(12月10日夕刊)

これはプロデューサーの菅野さんと一緒に受けていまして、『AWAKE』の話もあったんですが、どちらかというと「木下グループ新人監督賞」などをメインに昨今の映画界の「新人発掘」の状況にスポットを当てていただきました。

新聞のインタビューは今回初めてだったのですが、ご担当の記者の方が他の方はみんな使うボイスレコーダーを一切使わず、すべてメモっていかれたのが「おお、なんかすごい」と思いながら受けていました(新聞記者だから、というよりは個性だったようです)。あと、頂いた名刺にあった毎日新聞本社の住所が「千代田区一ツ橋1-1-1」というのもすごいな、と思って見てました。伝統。

映画ログプラス

続きまして映画情報サイト、映画ログプラスさんです。サイトの母体がIT系の会社だと自己紹介で伺ったせいもあるのか、これまでお会いして来た記者/ライターの方々とはまた違った雰囲気の取材となった気がします。内容は正統派な作品軸ですが、作品をとても気に入って頂いた感じがこちらにも伝わって来まして嬉しい取材となりました。

Cinefil

映画情報サイト、Cinefilさんの「つくる」ひとたちというコーナー向けのインタビュー。ついにお会いできたnote読んでくれた記者の方第一号でして、かつ本作の出演者のお知り合いの方ということもあって、一瞬でガードが下がりました。noteを踏まえた色々な質問をしていただき、俺明日からも書くよ!という気持ちで取材を終えました。

シネマトゥデイ

あーこれは、コレっすね…。2ショット…。

や、ま、それはいいんですけど、吉沢くんとの対談?というか合同インタビューみたいな感じでした。挫折したときにどう立ち直るか、など偶然記者会見の予習のようなご質問をいただきまして、二人でいい前哨戦になりました。にしてもシネマトゥデイさんですよ!普段から読んでますので取材いただけたこと大変ありがたかったです!

デッキーの映画CaaaaN!!!

埼玉県志木市のコミュニティFM、クローバーメディアさんの番組、「デッキーの映画CaaaaN!!!」さんからの取材です。つまりラジオです。自分、ラジオ大好きでして、「ラジオに出られる!」というのはすごいテンション上がりました。ただ、これはこれで別の緊張感が生まれるものですね…。しかも基本は無編集での録って出しとのことで、ちゃんと受け答えできてたかどうか…ご注目ください。

ラジオアプリ「伊藤さとりのスナックシネマ」

こちら既に配信されています!映画MC界の大御所と言ってもいいんじゃないでしょうか、僕としては以前からお名前・お顔は当然見知っておりましたので、僭越ながら「やっと会えたね」感がある映画パーソナリティ・伊藤さとりさんが制作されているアプリです。時間制限12分、というのを言われていたのでそこの秒読み大丈夫か?大丈夫か?というタイムリミット・サスペンス感溢れる収録となりました。

昨晩こわごわ聴いてみたのですが、「あ、俺自分の声は全然聞ける〜(声ちっさいけど)」と思って普通に聴けました。質問に対する回答で、ついに一番好きな映画の話を公に言うことができて、嬉しかったです!

YouTubeチャンネル「映キャン!」

こちらももう配信されてます!でもラジオと違って自分の映像は全然見れない!僕は途中で止めてブラウザ閉じちゃいますが、それ以外の方はどうぞご覧ください。スナックシネマと同じく伊藤さとりさんが主要メンバーの一人である「映キャン」というメディアになります。短いですが『AWAKE』を例えて言えば?とか、お気に入りの台詞は?とか他で聞かれなかった質問に答えています。

映画board

と、昼食休憩&ラジオを2本挟んで緩みきったところからの本筋の映画路線のインタビューです。企画の経緯、キャスティング、注目してほしいシーンなど、王道ど真ん中の映画インタビューを受けた記憶があります。また映画boardさんではちょうど先日馬場ふみかさんのインタビューも掲載して頂いてまして、『AWAKE』に大変ご注目頂いております。

将棋フォーカス(12/27 10:00〜O.A. Eテレ)

そして遂に出た!それこそ2015年以降観続けている将棋フォーカスさんからのご出演依頼!いやもうホント大変ありがたいです…。『AWAKE』の企画を考えているときに「もし映画化されたら”将棋フォーカス”とかに特集してもらったりしちゃったりして…」とアホづらで思い描いていた夢が現実に。

しかも、この回はそのまんま『AWAKE』特集らしく、僕は多分短いインタビューで一言二言出演させて頂くだけですが、全編にわたって様々な角度から『AWAKE』の話を掘り下げていただけるのでは、と超期待。これは流石に映像でも見る!録画もする!

ABEMA TIMES

完成報告会見後の残り2本の取材のうちの一本です。Abema.tvさんは現在の日本の将棋中継局という意味ではトップ中のトップでして、僕も番組で様々な棋戦を楽しく拝見しています。

そんなわけなので内容もめちゃめちゃ色濃く将棋の話となりまして、お気に入りの棋士は?とか、将棋とAIの今後の関係性とか、たややんさん対談以来の濃ゆい将棋ネタ満載となりました。あ、でももちろん映画の話もちゃんとしていますのでご期待ください。

CINEMORE

ラスト!映画サイトCINEMOREさんです。「一番長い日」の終わりですから、ここまで来るともうヘロヘロでしょ?同じ質問何度も聞かれてぶっちゃけ投げやりな回答になってるでしょ?みたいに思うじゃないですか…や、でもこの取材もめちゃくちゃ面白かった。

てのもひとえに取材に来て頂いたライターのSYOさんの力量によるところが大きい。同じくnoteを熟読してくださってまして、それを前提に出て来る質問が絶妙に打ちごろの変化球ばかりで、乗せに乗せられ気がついたら終わっていました…。どんな記事になるのか、大変楽しみにしております。


というわけで、現状の取材は以上です。もちろんこれ全部僕に関してのみでして、当然出演者各位は僕よりももっと注目度は高いはずですし、これ以上にたくさんの取材を受けて頂いていたりします。まだギリギリ地中にあるそれらの種が…一斉に花開き…いやぁ、映画宣伝ってホントにすごいものですね。

僕に関してはまだもう少しこの先も取材を受ける予定があるのですが、それはまた詳細が見えて来ましたら何かの方法でお伝えできるのではないかな、と。


さて、来週はいよいよ公開週ということになります。何も起こってくれるなよ…公開までは気を抜かないからな…という気持ちとともに、次回はこれら取材でも結構な頻度で聞かれた「次回作」に関して書きたいな、と思います。