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【図解2111~2113】「表現と言語化との差」はのびしろ

【グラフ型】多くの人は、自分の行動や表現を完全に言語化できていない。この「言語化できていない部分」を言語化することで自分の行動や表現の精度、そして再現性が高まるため、この部分は「のびしろ」と言える。


【グラフ型】言語化のレベルを高めるには、本を読んだり人の話を聞いて言語化に使える「言葉(語彙)」を増やすインプットと、それを使って自分の行動や表現を行動を実際に言語化してみるアウトプットの両方が大事。

片方だけだと頭でっかちになったり、しっくり来る言葉にできずに伸び悩んでしまう。


【サイクル型】また、表現の意図や工夫を言語化することで表現の精度や再現性が高まり、それにより言語化もさらに高い段階で行えるようになる。

表現と言語化はお互いを成長させる。表現と言語化のサイクルを通して、創作をレベルアップ捺せ続けよう。


先日行った「スライド洗練30日間チャレンジ」で感じたことの図解です。

5/29~6/29にかけて、国(経済産業省等)のスライドの表現をブラッシュアップ(洗練・磨き上げ)し、解説をつけてnoteに投稿する「スライド洗練30日間チャレンジ」という企画を行いました。

この企画は、まとまった数のブラッシュアップをこなして資料作成スキルをさらにレベルアップさせることが主な目的でした。

資料作成活動の周知も兼ねて変更点やその意図の解説もつけて投稿しましたたが、終わってみればこの「解説」部分もスキルの質的向上に予想以上に役立ったと感じています。

制作物としては、元スライドとブラッシュアップしたスライドが主役であり、この2つを投稿するだけで形にはなるし、数をこなして習熟するという目的ならそれだけで十分です。

ただ、実際には制作をしている時に自分のすべての操作の意図を完璧に言語化しながら行えているわけではありません。

ここで、ひと手間かけて解説を書くことで自分の表現と意図を言語化し、その整合性をチェックすることができました。

そして、この言語化の過程で意図の表現への反映が不十分だと気づき、一度ブラッシュアップしたスライドをさらに改良することもしばしば起こりました。

また、回を重ねるごとに言語化のレベルも上がり、3つ目の図解の「表現と言語化の成長サイクル」を実感しました。

この表現と言語化の関係はスライドブラッシュアップに限らず、図解とその説明文でも感じてきたことだし、それ以外の表現にもおそらく同じことが当てはまるだろうと感じています。

これからも、少なくともポイントになる部分はしっかり言語化し、さらに表現と言語化の成長サイクルを回していこうと思います。


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例


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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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