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【図解1463】指摘の対象は「言動や作品」

20211009指摘の対象は言動や作品

【ドーナツ型(層構造)】至らぬ点の指摘を受けても、その対象はあくまでも発言や行動、あるいは作品の話であり、自分の人格や能力そのものの価値が傷つくわけではない。

指摘を受けて心が乱れかけた時は「指摘されても自分自身は傷つかない」ことを思い出そう。



私は指摘を受けるとどうしても「自分自身が否定された」と思って心が乱れやすいため、そういう時の気持ちを落ち着かせるために描いた図解です。

「あなたって〇〇(否定的な意味)だよね」と言われる時、発言した人はこちらの人格や能力丸ごとを否定したいのではなく、ある部分の行動や発言に対して苦言を呈していることが多いように思います。

もし人格否定自体が目的なら、そういう人とはそもそも距離を置いた方がいいでしょう

ただ、そうは言っても「あなたって〜」と言われる側としてはどうしても「自分自身が否定された」と受け取り、感情的に反応してしまいがちです。

そういう時に、この図解を思い出して「あなたって〜」→「あなたの『その行動(発言・作品)』って〜」と言葉を変換して受け取ることができれば、感情に振り回されずに相手の言いたい内容自体に目を向けることができます。

また、こう言われる状況では「言われてみれば、確かにあれはまずかったな」ということもしばしばあるものです。

言われた言葉と少し距離を置いて落ち着いて自分の言動や作品をふり返ることができれば、指摘も今後に活かしやすく、また相手との関係性も良好に保ちやすいでしょう。

ちなみに相手に言い方の工夫を求める方法もありますが、全ての相手にそれを求めるのは現実的ではないのと、言い方を変えてもらうのは相手の負担になることもあるので、どちらにせよ「受け止め方」の工夫も行うことをおすすめします

この図解があなたが心安らかに過ごす助けになれば幸いです。

今回もお読みいただきありがとうございました。



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