【図解497】怒っている時は本音が「増幅」されている（2019/05/02追記）

【ドーナツ型（変則）】怒った時に出てくる言葉は確かに本音は本音だが、本音そのものではなく怒りで「本音が増幅」されたもの。

特にその場の直接的な流れを汲んでいない発言、たとえばミスをした時に今回と直接関係ない過去のことをとがめられる等は「とばっちりで増幅された本音」の可能性が高い（要は八つ当たり）。

もちろん許されない発言というものもあるが、もし相手を許す気持ちが残っているなら相手が落ち着いた後にもう一度真意をたずねて、増幅されていない「本音」を確認してみる方法もある。

この考え方を応用して、「相手が怒っている時の"攻撃"はとりあえず話半分で聞く」というスタンスにすると受けるダメージも小さくできそうですね（2019/05/02追記）

私自身はムッとしてもとっさに言い返せなかったり、ネガティブな感情を感じてると自分がぐったりして結果的に他の人にぶつけるどころではないのですが、先日あるやり取りの中で上記のように感じたので図解にしてみました。

特に内向型やHSP(とても敏感な人）の人は慎重に内容を吟味してから発言する傾向があると思いますが、おそらく集団の中ではそういうタイプは少数派なのだと思います。

私も自分が慎重に発言するタイプなのでつい他の人もそうだと思ってしまうのですが、他の人と応対する時（特に相手が怒っている時）の発言は図解のように「もしかしたら『増幅された本音』かも」と頭の片隅で思うと、自分自身も気が楽になるかもしれません。

下書き。全体的な流れは下書き通りですが、「怒っている時」の円の中の矢印は清書するとかえってくどくなったので、円に色を付けてボリューム感を出す代わりに削除しました

関連図解。今回の図解の後半部分はこの関連図解と同じ構造と見ることができます（怒りが落ち着き平常時に戻ることで本質的なもの＝本音が見える）。この図解について詳しくはこちら（今回の図解もアナロジー一覧に追加しました）。

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