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【図解1496】「話し手が出てこない話」には興味を持ちにくい

20211009話し手が出てこない話には興味を持ちにくい

【特殊型】自分が聞き手の時、話題が「話し手自身の話題」や「話し手の人間関係」なら目の前にいる話し手自身が登場するので、興味を持って聞きやすい。

しかし「職場のある人の評価」などの「他人だけのこと」が話題だと、聞き手にとっては自分との関係が薄くなりすぎて興味を持つのが難しい。

聞き手と話し手、どちらの立場の時も「他人だけの話」には気をつけよう。



普段の会話で自分が聞き手の時、興味を持ちやすい話題と持ちにくい話題があることに気づき、その理由を考えている時に思いついた図解です。

ここでいう「他人だけのこと」は、テレビのニュースで見ている事件なども当てはまりますね。

「他人だけのこと」の場合はどうしても興味のなさが相手に伝わってしまいがちなので、

・話し手にその人との関係性を質問して話し手と関連づける(話し手を登場させる)
・他人の話題の内容を抽象化し、自分にも共通点がないか探してみる
・自分がその人になったつもりで、その人の行動の背景を想像してみる

などの興味を持てる工夫するのがいいでしょう。

私自身も話を聞くのがあまり得意ではないので、この図解の内容と上記の工夫を活かして、もう少し興味を持って聞けるようになりたいと思います。


この図解の応用例

20211009話し手が出てこない話には興味を持ちにくい

この図解を「自分とのつながりが見えないと興味を持ちにくい」と抽象化すると

noteの記事(とても面白い人の話をただしても、直接その人を知らない読み手は興味を持ちにくいかもしれません)
専門的な内容の初心者への説明(体系立てた説明も大事ですが、まず身近な例などで自分とのつながりを感じてもらい、聞く耳を開いてもらうのが大事)
抽象化した教訓の話(抽象度が高いと受け手にとっては「距離が遠い」ので、具体的な体験や例とセットで伝える必要があります)

などにも転用できそうです。

ことわざ化:つながりは興味のはじまり


●関連note&マガジン

・図解の「型」と使用例→図解パターンの説明
・この図解を描いた人→図解でわかる山田太郎

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