【図解1236〜1238】本屋で確認すると「当たりの本」の確率が上がる
【ベン図】本から得られる学びは本自体の内容だけでなく、自分との相性やその時の熱意によっても影響を受ける。
【プロセス型】あるテーマの本を買う時は、まずAmazonで何冊かあたりを付け、本屋さんで実物を確認してその時一番読みたいと思った本を1冊だけ買うのがおすすめ。
【グラフ型】Amazonなどの電子書店では目次程度は見れても本文の雰囲気などまではわからず、そのまま買うと「いい本だけど自分には読みにくい」本も買ってしまいがち。
本屋さんでその本を手に取り中身を見ることで、自分との相性を確認できる。
また、同じテーマの本を一度に数冊買っても同時に読むのは難しいので、読み始めた1冊以外の本はどうしても時間とともに熱意が下がってしまう。
本からの学びをより高めるために、本を買う時は本屋さんで自分との相性、熱意を確認し、1冊ずつ買うのがおすすめ。
本の買い方について、最近の学びを図解にしたものです(特に最後の「1冊だけ買う」部分)。
本から受け取れる価値は本自体の内容だけでなく、自分との相性やその時の熱意によっても変わります。
たとえば私は小さい文字の本が苦手なので、同じ古典の本でも文字の小さく字間も詰まっている岩波文庫より、大きめの文字でレイアウトに余裕がある講談社学術文庫の本をできる限り買うようにしています(もちろん内容にもよりますが)。
また、本屋さんに行くとついテンションが上がり、また知識の漏れがあってはいけないという完璧主義も手伝ってつい何冊も買いたくなります。
ただ、現実的には同じテーマの本を一度に数冊買っても実際に読むのは1冊ずつになるので、読み始めた1冊以外は時間とともに熱意が下がってしまいます。
さらに、複数の本があることでそちらに気が散ってしまい、今読んでいる本に集中しきれなくなることもしばしば経験します。
そのため、欲望をぐっとこらえてあえて1冊だけ買い、まずはその本に腰を据えてしっかり向き合うのが結局は近道のように感じました。
例外として「生き方」と「やり方」など別のテーマの本を同時並行に読んでいる場合は、テーマごとに一冊ずつ買うのは問題ないでしょう
Amazonでそのテーマの良さそうな本を数冊あたりを付ける→本屋さんに行って相性を確認→特に読みたい1冊を買い、さっそく読み始める、という流れにすることで、本からより多くの学びを得られます。
プロセス型×ドーナツ型のボツ図解。
最初に思いついた構図で「冊数が減ると共に濃度が高まっていく」様子を表現しようとしましたが、清書して見るとどうも視覚的に物足りなかったため、シンプルにグラフを併用した形式にしました(グラフを縦に並べる表現は「伝わる[図・グラフ・表]のデザインテクニック」を参考にしました)。
読んだ本で、印象的だった内容を図解にしてマガジンにまとめています。