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「やり方(スキル)」に関する図解

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「やり方(スキル)」に関する図解です。図解や伝え方、論理と直感、ひらめきなどを扱ったものが多いです
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#人間関係

【図解2064】「メールの件名」も「記事タイトル」も原則は同じ

【図解2064】「メールの件名」も「記事タイトル」も原則は同じ

【ツリー型】件名だけで内容がわかるメールを書くのは、相手が受信箱の件名一覧だけで優先順位付けできるようにする配慮のため。

また、経験上「ご報告」というブログの記事タイトルは悲しい内容が多いが、これは読み手がいきなり大きなショックを受けない配慮の側面があると思われる。

一見方向性が違うように思えても「相手のことを気づかったコミュニケーション」という根っこの部分は同じ。

使用場所や方向性が違って

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【図解1993】役割の上下は合っても「人としての立場」は同じ

【図解1993】役割の上下は合っても「人としての立場」は同じ

【グラフ型】仕事などで、社長、課長、平社員など役割上の立場の上下があっても、人としての立場はみな同じ「ただの人」。

仕事などを円滑に進めるためにも役割上の立場は尊重した方がよい。
しかし、相手の役割上の立場が自分より下だから人としてあなどっていいわけではないし、逆に相手の役割が上でも自分が過剰にへりくだる必要もない。

役割の上下は合っても「人としての立場」はみな同じ。

役割上の立場と人として

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【図解1978~1980】「されてイヤなこと」は少しずつでも減らしていく

【図解1978~1980】「されてイヤなこと」は少しずつでも減らしていく

【ベン図型】「自分がされて嫌なことは他人にもしない」、これは幼稚園や保育園で習う人間関係の基本だが、実際の自分の言動をふり返るとどうしても「していること」と「されたら嫌なこと」が重なっている部分はあるもの。

2つの重なりをいきなりゼロにするのは無理でも、「していることの円」を「されてイヤなこと」の円から少しずつでも離していけば、その時々の状況は確実に改善するし、いつかは「されてイヤなことはしない

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【図解1955,1956】意見は違っても「否定はしない」

【図解1955,1956】意見は違っても「否定はしない」

【サイクル型】人は自分の意見を否定されると、つい「やり返し」て自分も相手を否定したくなるもの。

しかしお互いに意見の否定を続ければその先に待っているのは終わらない否定の連鎖で、こういう時に得てして「言い過ぎ」が起きる。

【ベン図型】「自分と違う意見」を聞くと、「いやそれは正しくないと思う」とつい無意識に「違う+否定」をセットにして口に出してしまいがち。

しかし、この2つは「違う」と「否定」に

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【図解1917~1919】行動への指摘は「思考も否定された気分」になる

【図解1917~1919】行動への指摘は「思考も否定された気分」になる

【ピラミッド型】人の行動の土台には、その元になる思考と人格がある。

行動は周りからも見えるが、その土台にある思考と人格は周りからは直接見えない。

【ピラミッド型】伝え手が「行動」の部分について問題点の指摘をした時、受け手は行動だけでなくその土台にある思考もセットで否定されたとつい感じてしまいがち。

行動への指摘は「思考も否定された気分」になりやすいので、受け手が行動と思考を分離して受け止める

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【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【グラフ型】抽象化が得意な人は、話の途中で「ああ、これはあのパターンの話だな」と"答え"として抽象化し、その後の話を聞く気をなくしがち。

しかし、抽象化した内容を「仮説」としてとらえれば、自分から質問をして仮説を検証するなど、その後の話も意欲を持って聞ける。

「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる。

「抽象化が得意な人、他人の話を聞かない問題」についての図解です。

今までもこの問題につ

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【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【特殊型】人にフィードバックする時は、Good(良かったところ)とMore(のびしろと提案)の割合は3:1くらいでちょうどいい。

Goodがより多い(またはGoodのみ)のはOK。Moreは目に付きやすいがGoodは意識しないと見つけるのは意外と難しいので、普段から意識的にいいところに目を向けよう。

フィードバックは「Good3:More1」でちょうどいい。

フィードバックについて心がけてい

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【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【特殊型】人の話を聞くとき、話の初めの方から「ああ、これはあのタイプの話だな」とよくある話として抽象化して聞き、「上から目線」で一般論としてのコメントを返すと相手の反感を買いやすい。

まず相手と同じ具体の目線で内容と相手の気持ちを受け取め、それから相手と共に抽象化して「横から目線」でコメントを返すと、それが結局は一般論のコメントに落ち着く場合でも相手の納得感が高まる。

たとえコメントは一般論に

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【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【グラフ型】他人に良さを伝える時、「これは他の人がもう言ってるし、あらためて言うまでもないか」とつい自分にブレーキをかけてしまうことがある。

しかし、言われる側に取ってはいいところは何度言われてもうれしいものだし、また重ねて言ってもらうことで「特にいいところ」がわかるというメリットもある。

いいと思ったところは重ねて伝えてOK。

「相手のいいところは遠慮せず、どんどん重ねて伝えていいよね」と

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【図解1854~1858】「心で描く図解」と「頭で描く図解」、他4枚(日常の図解メモ)

【図解1854~1858】「心で描く図解」と「頭で描く図解」、他4枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを図解にしました。

「心で描く図解」と「頭で描く図解」(2枚)図解を描くときの心と頭の状態について図解したもの。

私は基本的には心が動いて、頭を使う(構造を把握できる)ものを図解しています(右上のたのしいゾーン)。

ただ、試験勉強などでは実用重視で心はあまり動かなくても整理のために図解することもあり(右下の「勉強ゾーン」)、また心は動いても今の自分の表現力が追いつ

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【図解1833,1834】伝え方を学んでも「内容への敬意」は忘れずに

【図解1833,1834】伝え方を学んでも「内容への敬意」は忘れずに

【マトリックス型】プレゼンや資料作成、文章法などの「伝え方」を学ぶと、自分が受け手の時もつい伝え方ばかりに目が行き、伝え方がイマイチなものはそれだけで拒否反応を示しがち。

でも、その場での自分は「伝え手」でも「フィードバックを依頼された人」でもなくただの「受け手」。もし伝え方がイマイチだと感じても、意識的に内容に集中しよう。

伝え方を学んでも、内容への敬意は忘れずに。

「伝え方を学んだ人の落

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【図解1732】人と会うと「前後にも良質なインプット」が生まれる

【図解1732】人と会うと「前後にも良質なインプット」が生まれる

【特殊型】人と会うと、当日に会っている時の話はもちろん、事前に相手のnoteを読んでの予習や、また会った時に紹介された記事(相手以外の物も含む)なども通常より興味をもって読めるため、これらが良質なインプットになる。

さらに事前に予習した内容が当日の相手の話で深掘りされたり、当日は気づかなかったことにあとで気づいたりと「時間差のインプット」が得られることもある。

人と会うと会って時だけでなく、そ

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【図解1709~1713】「自分の配慮が多い」ほどイラっとしやすくなる

【図解1709~1713】「自分の配慮が多い」ほどイラっとしやすくなる

【グラフ型】自分が気をつけていることは、無意識に「相手も気を付けてくれるだろう」と相手への期待値も高くなってしまうのが人情。

結果として、自分が配慮が多いほどイラっとしやすくなる。

【グラフ型】そのため「相手の対応」が同じでも、こちらの配慮=期待値次第でイラっとしたり気にしなかったり、場合によっては感謝したりなどこちらの感じ方は変わってくる。

【グラフ型】日々をより平穏に過ごす方法として、ま

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【図解1694,1695】「どうなりたい?」だと外部にも目が行く

【図解1694,1695】「どうなりたい?」だと外部にも目が行く

【特殊型】「どうする?」は主に行動、「どうしたい?」は心と行動に問いかける質問。

これに対して「どうなりたい?」という問いかけは自分(内部)だけでなく、周りの人や環境を含めた外部も含めた問いかけになる。

「どうなりたい?」だと外部にも目が向く。

『シンプルな8つの図が子ども理解・かかわりを劇的に変える』という本の「『どうなりたい?』という問いかけが大事」という内容にヒントを得て作成した図解で

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