回復期リハ_別紙様式21の6

書類は共通化したけど、リハ専門職の考え方はどうなんだ?

同時改定という割には、びっくりするような大きな改定はなかった。

訪問看護ステーションのセラピストは看護師の関与の件でヒヤヒヤしている人も多いだろうけどね。

リハマネが4段階になったり、回復期リハ病棟も基準が変わったりしたけど、まあ既定路線。この程度でびっくりしているセラピストは、よっぽ何にも情報収集できていないってことだ。

そんな同時改定で、私が最も注目しているのは診療報酬でいうところの入退院支援加算関連だ。

加算の対象となる職種も増えたし、ケアマネさんは入院前の連携もその対象になった。

そうして退院にあたってのリハビリテーションの連携として最も注目しているのが、退院時に病院側のセラピストが書くリハ計画書が、退院後の通所リハや訪問リハの初回の計画書として利用できるという改定だ。

私としては訪問看護ステーションからのリハの訪問よりも、この書類を共通化することが今後どうなっていくのかってことの方が興味津々だ。

書類は共通化できても、セラピストの頭のなかは同じ概念があるのでしょうか?

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退院時の計画=介護保険初回の計画

退院時にこの書式を用いて回復期リハ病棟のセラピストがリハ計画書を作成し交付することになる。

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