バイオレント・ナイト ネタバレ感想
ども、山田です。
先日、「グランツーリスモ」を観まして、(この俳優さん良い演技するなぁ。観たことあるんだけど誰だっけなぁ)と思っていたらデヴィッド・ハーバーでした。
本来なら「グランツーリスモ」のレビューを書きたいところですが、デヴィッド・ハーバー出演ということならまずはこっちを語らねばと急いで筆を執った次第です。
作品概要
バイオレント・ナイト
監督 トミー・ウィルコラ(ヘンゼル&グレーテル)
脚本 パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー
出演 デヴィッド・ハーバー(サンタクロース)
ジョン・レグイサモ(ミスター・スクルージ/テロリスト)
上映時間 112分
あらすじ
クリスマスイヴの夜。物欲にまみれた子どもたちに嫌気をおぼえつつも、サンタクロースは今年もソリに乗ってプレゼントを運んでいた。そんな中、とある裕福な家族の豪邸に降り立った彼は、偶然にも3億ドルの現金を狙う武装強盗団に遭遇する。サンタクロースは家族、そしてクリスマスを救うために事件への介入を迫られる。
※Wikipediaより引用
【感想】87ノース・プロダクションズにハズレ無し
まずはとんでもない偏見から入るのですが、制作会社である87ノース・プロダクションズと言えば、昨年の個人的1位である「Mr.ノーバディ」を作った会社で、「ジョン・ウィックシリーズ」でおなじみのデヴィット・リーチ創業の会社です。これだけで外れる要素が無さそうなんですが、見事に鷲づかみにされましたね。
急に挟まるコメディパートのおかげで凄惨なアクションシーンが中和されて笑えるほどではないけどほど良いスパイスになっています。
「Mr.ノーバディ」に関しては以前レビューしたので宜しければ。
処女作なので文が拙いのはご勘弁ください。笑
https://note.com/yuta50502/n/n3a82d15c2de2
【感想】サンタクロースの前世はこれで良いのか
今作のサンタクロースはクリスマスに子どもたちにプレゼントという幸せを配るような誰もが思い浮かべるサンタさん…というわけではなく、職業:サンタみたいな感じでやむなくプレゼント配っているおっさんとなっています。なんだったら飲酒運転です。
ただ、人間とは違うようでサンタ専用の道具やら家のトンネル通過できる能力を持っていたりするわけですが、その前世はなんと中世の傭兵。
そのときに人を殺し過ぎたせいで現代にいたるまでサンタ業という罰を受けているわけです。
今作はそんなサンタがプレゼントを届けに来た豪邸がテロリストに占拠されていて、戦いに巻き込まれるわけですが、最初は自衛のための行動だったのですが、プレゼントを届けるはずの女の子が目の前で襲われているのを見て、覚醒します。
さらに近くには”あの頃”の獲物であるハンマーが!!こりゃもうアドレナリン全開です。
以降のメインウェポンはハンマーですが、スケート靴を器用に使って敵を倒したりと結構器用なことします。
【感想】ホームアローンは実践してはいけない
本作は上で振れた女の子が昨日「ホームアローン」を観たとのことで、ケビン少年が手掛けた罠の数々を実践してしまいます。
具体的には天井裏を繋ぐフロアに五寸釘、そのハシゴに切り込み、ボウリング玉でパチンコ、トリモチなどなど…
それをホームコメディではなくブラックコメディでやるとどうなるか…
簡単に人が死にます。
しかし多勢に無勢突破されてしまうわけですがそこでサンタが追い付きトリモチで動けない敵を成敗するわけです。
子どもの前で殺人は良くありません。(おい
【総括】最高のクリスマスコメディ
この作品、人質の白人家族の中で男はまるで戦力にならなかったり女の子と母親だけ黒人だったりなんかポリコレ臭がするんですが、「リトルマーメイド」とかと比べるとあまり違和感ないんですよね。
それだけ女の子の演技が素晴らしかったです。
総じて、95/100点の映画でした。
惜しむらくは、これをなんでクリスマスに公開しなかったのかなぁ…
ホームアローンに飽きてきたそこのあなた、是非一度お試しください。