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【薬学部】私が薬学部に入学するまで

こんにちは。やまぶきです。
今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。

今回は私が薬学部に入学するまでの経緯についてまとめたいと思います。


1.~中学3年(15歳)

私は静岡県に一人っ子として生まれました。家庭は裕福ではなく、発育はやや遅かったものの、一応何不自由なく育ちました。

地元の公立小学校に入学すると、勉強には苦労しなかったものの、周囲にあまり馴染めず、中学校からは隣町の私立の中高一貫校に入学しました。

中学校時代はパソコン部に所属しながら、良い友達に恵まれて3年間を過ごしました。そして、中高一貫校だったため、高校はエスカレーター式にそのまま進学しました。

2.高校1年生(16歳)

中学校時代までは文化部所属のばりばり大人しいタイプでしたが、周囲の勧めもあり、心機一転、ゴルフ部に入部しました。

しかしながら、高校入学後の健康診断で肺の近くに影が見つかりました。

そこで、いろいろな病院を回り、改めて検査しましたが、確かに影があるものの、その腫瘍が良性か悪性かは分からなかったので、夏に大きい病院で手術をしてその腫瘍を一部摘出し検査することになりました。

3時間にも及ぶ大きな手術でした。目が覚めるとICU(集中治療室)でした。

しかし、結果的にその腫瘍について分かりませんでした。そこで、また手術をして腫瘍をすべて摘出して、改めて検査することになりました。

前回よりも大きな手術になりました。術後、何日も痛みのために何もできない日々が続きました。

検査の末、結果的に悪性だと分かり、縦隔腫瘍という診断が下りました。秋から、およそ1か月を1クールとし、4クールの化学療法(抗がん剤治療)を行いました。

抗がん剤の影響で、退院する頃にはすっかり髪の毛も抜けてしまいました。

3.高校2年生~浪人生(17歳~19歳)

高校1年生の2月の中旬に退院し、学校生活に晴れて復帰しました。しかし、この時期に問題になるのは、新年度のことでした。

本来であれば、勉強面と体調面を考慮して、留年することが既定路線だったと思います。自分の両親も留年した方がいいと言っていました。しかし、私は目一杯悩んだ末に、そのまま進級することを選びました。その理由は、以下の通りです。

  • 周囲から「病気で留年した」と思われるのが気の毒だったから

  • 中学時代から過ごしてきた友達とこれからも過ごしたいと思ったから

  • 自分のために奔走してくれた担任についていきたいと思ったから

特に大きかった理由が、一番最後のものです。担任の先生は頭を下げて職員室を駆け回って、自分が進級することを認めてもらっていたらしいと聞き、自分のために奔走してくれた担任についていきたいと思ったからです。ちなみに、後から聞いた話ですが、担任も当時は留年した方がいいのではないかと思いながら、自分のために奔走してくれたらしいです。その話を聞き、この先生を信じて良かったと思いました。

しかし、進級すると決めたものの、勉強面の遅れは思ったよりも大きく、私は2年生の文理選択で理系を選んだため、特に1年生で勉強した数学と化学の範囲はちんぷんかんぷんでした。当初は2年生のうちにはカバーできるだろうと高を括っていましたが、想像以上に大変で、定期テストや模擬試験において元通りの水準まで戻るときには3年生の夏頃だったと思います。

3年生になって進路を真剣に考えたとき、自分は長く入院し闘病した経験から、漠然と医療に関わりたいと考えていました。また、そこからなぜ薬学部を選んだのかは、よく分かりませんが、多分なんとなくだと思います。

私は文系科目が苦手だったので、私大に絞って目指しました。そして、現役時代には1校受かりましたが、悩んだ末にその大学を蹴って浪人しました。その理由は、以下の通りです。

  • 第一志望ではなかったから

  • あの闘病生活がなければもっと上の大学に行けたかもしれないと思いたくなかったから

そこで、1年間大手予備校通いながらに浪人し、翌年、大学に合格することができました。ここで、第一志望ではないにも関わらず進学することに決めたのは、やっぱり、現役時代の勉強に対する不完全燃焼があったんだと思います。

大学時代のことは特に何もないのですが、また書く気になったら書きます。

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