心配性の私の母は流行り病で亡くなりました。 その病が世間を騒がせた時、母は過剰に恐れていました。 後から思うと母はそんな亡くなり方を決めてきていて、あのワイドショーを見ながら、その日が近づいたことを感じたのかもしれません。 そもそも外出もせず、伝染る危険などほとんどなかったのに。 そして、世間が落ち着いたあと、入院中に感染してしまいました。 転院先の医師に母の体力は1週間持つまいと告げられました。 面会もできず、状態もわからず、連絡がなければ無事だったと思い毎日過ごしまし
かなり以前、占いをしてもらいました。 占い師の後ろに十二支の特徴が書かれた紙が貼られていて 「未年 心配性」とありました。 私は、母、祖母、曾祖母と4代続く未年。 心配性な母が心配性な子を育て、その子が心配性な母となり、心配性な子を育てる。 どんどん積み重なった心配の山。 母からは、いろいろな理由でいろいろな事を止められました。 風邪をひくから、寒いから、宿題をしていないから遊びに行ってはだめ。 友達のお母さんはそんなこと、言っていないのに。 何度も約束を断りま
ハチとの日々 2010年12月猫のハチが天国に向かいました。 ハチは私と子供達の一番辛いときにずっと一緒にいてくれたのでした。 本当にそばで見ていたのでした。 やっとやっと私達の闇に光が見えたとき、まるで引き換えの様にハチに病気が見つかりました。 昨年アニマルコミュニケーションの講座を知りました。 ペットと話すことができる。 ハチが空に還って以来、初めてそんなチャンスがやってきたのです。 話す、会える、私の想像とは少し違いました。 13年ぶりに会ったハチは とて
Believe the Light2001年にTRICERATOPS with RISAがリリースした曲です。 『走り出すよ今 Believe the Light 何も恐くはない 君が変える未来 決して遅くはない』 その頃の私は自分から離れた真っ暗な世界にいました。 言いたいのに言ってはいけないこと 言いたくないのに言わなくてはいけないこと 禁止だらけで自分らしさを失って生きていました。 誰かに助けを求めることができず、もがけばもがくほどもっと支配されていきまし