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私が育児休業を取得した理由

こんにちは、山田翔也です。

私事ですが6月5日に娘が産まれました。第一子のため早速、育児はバタバタしてますが娘が可愛くて仕方なく楽しく育児しております。そして7月1日より半年間の育休を取得させて頂いてます。

まだ初速段階ですが現時点で育休を取得して良かったと思っており、すでに多くの気づきや学びがあります。このブログでは自分が育休を取得した理由を書いてますが、その背景にある産後のママさんの体調の変化育児がどれだけ大変か育休中の収入面なども書いてますのでぜひ参考にして頂けると幸いです。

なぜ書こうと思ったのか

このような育児に関する発信の一番の目的は世の中のママさんがもっと育児の負荷が減ったり、悩みを解決できればと思ったからです。というのも奥さんが妊娠してから、育児について調べたところ、予想以上に大変なのがわかり、世の中には育児におけるネガティブな実態もあることがわかりました。例えば育児に疲れて「産後うつ」になってしまうママさんがいらっしゃったり。

子供の誕生は、このうえない幸せなことですがその幸せがネガティブに変化してしまう実態があるのは、個人的にとても悲しいと感じます。
そのような課題を解決するためには、いろんな方法がありますがいくつもあると思いますが私は男性の育休が増えるのは1つの方法ではないかと思います。

現在、厚生労働省の調べによると男性の育休取得率は7.48%(令和元年度、厚生労働省)とまだまだ日本は実績が少ないですが、2025年には30%にまで引き上げることを国は目指しており様々な制度を用意しています。

そのためこのブログを読んで、世の中のパパさんが「育休取るか検討してみようかな」とか、ママさんが「旦那さんに相談してみようかな」と思ってくれば嬉しいと思ってます。

また「育休取得までの流れ」「育休取得して良かったこと」なども書こうと思いましたが、今回のテーマだけでついつい長くなってしまったのでそれらは別途で書きたいと思います。

育休取得した理由

早速本題ですが、取得理由はシンプルに奥さんの負担を減らしたかったからです。私の奥さんは家事も得意で、育児の情報収集も事前に出来ていて、いかなる点でも私より十分しっかりしてます。ですが、いざ子供が産まれた後は2人の生活の中に赤ちゃんが急に存在するので、いくらしっかりした奥さんでも大変になると予想ができました。

そのため私が仕事と育児の両立ができずに奥さんの負担が増えてしまい、奥さんが肉体的にも精神的に疲れてしまうことは避けたいと思いました。

またこれを言うのは恥ずかしいですが、奥さんとは付き合ってから今に至るまでとても仲は良く本当にこの人と結婚して良かったと思ってます。ですが子供が生まれた後に「旦那さんが協力してくれなくなった」「関係が悪くなった」というケースをよく耳にしましたので、奥さんとの関係を崩したくないと思ったのも育休を取得した理由の1つでもあります。

産後のママさんは十分な休息が必要

前述したように奥さんの負担を減らしたいという目的のまえにそもそも父親として把握するべきなのが、そもそも産後のママさんは出産前とは身体に大きな変化あります。詳細はこちらにまとまってますが、例えば骨盤がまだグラグラした状態だったり、子宮が負荷がかかり出血することもあったり、ホルモンバランスの乱れにより精神的に不安定になることもあります。

個人差はありますが「出産は交通事故と同じくらいの負担がある」と言われることがあるくらい十分な休息が必要で元に戻るのは2~3ヶ月から1年と言われています。

そのような状況であれば、産後の育児や家事はパパさんやご家族が進んで協力することが不可欠といっても良いくらいです。

育児ストレスを抱えたことのあるママさんは約70%超え

育児は楽しいこともある反面、大変というイメージは育児をしたことが無い方でもあると思います。もちろんこれも個人差はありますが、実態としてこちらの記事によると「育児ストレスを感じたことはありますか?」という問に対して「頻繁にある」もしくは「時々ある」と回答した人が71.8%です。(上記の記事は少し前なのでコロナ禍でおうち時間が多い今はもっと増えてるかもしれません。)

当たり前の事ですが子供は成長しきってないのでまだ十分に意思疎通ができず、ママさんの思い通り行かないことはいくらでもあると思います。まだ生後1ヶ月の私ですら子供が泣き止まずに困惑することもあります。また育児はそんな大変なことを対処するたびに都度誰かが評価してくれるわけではありません。そのためこのようなアンケート結果が出るのも頷けます。

私はこの実態を知ったのは最近ですが、改めて育休を取得して良かったと思いつつ、進んで育児や家事をするべきだと認識が強まりました。

育児休業中の収入はどうなるのか?

育休取得したと周りに言うとよく聞かれるのは収入面です。まず前提として育休中は会社からの給料はストップして国から給付金として支払われます。そのため育休の経済的保証は国として用意されています。実際にどのくらいの支給があるかというと、ざっくりいうと以下の通りです。

・給与額面の67%(ただし半年を超えたら50%)
・ただし支給上限は304,314円(賃金上限が454,200円のため)
※詳細はこちらを参考にしてください

下記の図は他国と比較したものですが最も進んでいるノルウェーなど100%ではありますが、アメリカは育児休暇の制度はあるものの経済的な保証は一切ありません。さらには給付金を受給できる父親の育休期間については、日本は最大1年と他国に比べて最も長いです。

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このように実は日本では男性の育休の取得率は低いですが、男性の育休を増やすという国の政策もあり制度はそれなりに整っています。

ただし、これが十分なのか足りるなのかはご家庭によって差がありますので取得する前に一度調べて、計算頂いたほうが良いと思います。

最後に伝えたいこと

私が育休を取得した理由とその背景はいくらら理解いただけましたでしょうか?

最後に伝えたいこととしてこれはあくまで個人的な考えですが、人生において最も責任を負うべきなのは何よりも家族だと思います。決して仕事の優先順位を下げようと言ってるわけではありません。ただ、配偶者や子供というのは一生共に過ごしていくと自分が決めた存在です。

その責任を負う方法は従来からある「男は外で稼いでくる」だけでなく、「家族に向き合う時間を増やす」という方法があっても良いと思います。
日頃の生活において充実や幸せを感じるのは人それぞれですが、愛情を与え合ったり、いろんな場面を共有し合うことは何だかんだ多くの人が求めてるのではないかなと考えています。

男性が育休を取得することについては、国の政策、企業側の制度やサポートなども整っている事が不可欠なので色々な課題がありますが、このブログを読んで頂いた方の中に、少しでもなにか感じて頂けたら幸いです。

今回は「育休を取得した理由」を中心に書きましたが、「取得までの流れ」や「取得して良かったこと」などは別で書いて発信したいと思います。

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