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病について

ぼくはたまに突発的に身体に変調をきたす。そんなときあなたはいつも心配してくれて、ぼくに飲み物とかを持ってきてくれる。「大丈夫?」と優しく声をかけてくれる。

人は病に伏せると、気が滅入るようだ。
それまでできていたことができなくなると、自分の小ささや無力さを痛感する。
どうやら、心と身体は2つに明確に分けられるものではないようです。
身体の調子が悪いと落ち込むし、嫌なことがあったりストレスがあると身体の調子が悪くなるから。

そして病気になるときには、生まれつきの要因も関係しているようです。
だから、がんばってなんとかなる問題じゃないこともある。

あなたがもしいま、なにかの病気にかかっていて苦しんでいるのだとしたら、どうか自分を責めないようにしてください。安易になにかをつかまえて原因にしようとしないでください。
原因がはっきりしていればいいんだけど、世の中のことには原因が言い切れないことも多い。たくさんのことが相互作用して結果が出ていることが多いから。
もっと言えば、結果ですらも、あとからみたら途中経過にすぎなかったり原因だったりするのだから。

だから病でつらいときが来たとしたら、まずは肩の力を抜いて、いまできることからはじめてみよう。なにか課題があれば、少しずつそれを乗り越えていこう。
あまりのつらさに動く気がしなくても、とりあえずなにかをすることで少しずつ気力が湧いてくるかもしれないから。
さっき言ったみたいに、心と身体は影響しあってるからね。

逆にあなたのまわりの人が病にかかって辛そうにしていたら、ぼくにしてくれたようにその人の助けになってあげて。

もしかしたら、あなたに暴言を吐いたりするかもしれないけど、それはその人の心がすさんでしまっているからかもしれない。
その人はきっとあなたに八つ当たりしたあとで後悔していると思うから、しばらく距離を開けたあとは何事もなかったかのように接してあげてください。

自分がなっても、だれかがなっても、病気はとても悲しい現象ではあるんだけど、少しでも笑って生きていけるように、身体を動かしたり口角を上げたり、だれかと他愛もない話をしたりできるといいね。

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