スクロール・ストレスの果てに
去年の今日、facebook にこんなことを書きました:
ある記事で読んで驚いたのですが、最近ではスクロール・ストレスなどと称して、スクロールするのさえ面倒だと嫌がるのだそうです。
じゃあ、どうしろって言うのかというと、多分「サムネイルで一覧表示しといてよ。興味があるやつだけピンチアウトして拡大するから」ってことかな、と。
となると、我々がやっているスマホ向けのサイトもそういう構成に作り変えたほうが良いってことなんでしょう。そう、そもそも所謂「見逃し配信」も「録画するのも面倒だ」と言う人のために生まれたような側面もあるわけですから。
まあ、それがユーザ・オリエンテッドの精神なんですが、しかし、そんなことやっていて大丈夫なのかな、やがて人間にも根が生えてきて全く動かなくなるのではないか、などと心配になったりもして…。
ほんとに落合陽一の描くような、ある種均整の取れた明るい未来はやって来るのでしょうか?
そのうちに「え? 僕に自分でクリックしろって言うんですか?」と上司に聞き返す新入社員が現れるんじゃないでしょうか。
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さて、この1年でこの傾向はさらに進んだのでしょうか?
もしもこの傾向がどんどん進むようなら、そのうちにトイレット・ペーパーも自分ではスクロールしないようになるのかもしれません(笑)
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