投資ファンドって何?
よく聞く、投資ファンド。
何をする組織、どんな影響をもたらすのでしょうか?
wikipediaによると、
ファンド(fund)とは、資金、基金などを表すことのようです。
そして、当時ファンドとは、資金を集めて投資を行う組織とのことでした。
投資ファンドは資金を集めて投資を行う、そしてどうなるのでしょうか?
投資ファンドは、複数の投資家や個人投資家から資金を集め、その資金をもとに投資を行い、そして投資家に還元する仕組みのようです。
私も、投資ファンドと言ったらこう思いましたね。
しかし調べていくとどうやら、プライベート・エクイティ・ファンドというものがあるようです。
(初めて聞きました。。)
なんですが、プライベート・エクイティって、、、もう「投資」のように日本語でもないw
プライベート・エクイティ・ファンドは、複数の機関投資家や個人投資家から資金を集め、その資金をもとに株式未公開、上場していない会社に投資し、その企業の成長や再生を支援し、株式価値を高め、そのごIPOや他社への売却で利益を得る投資ファンドのことです。
また、プライベート・エクイティ・ファンドでも、上場企業の株式に投資を行うファンドもあるようです。そしてそのようなファンドも特に区別はせず、プライベート・エクイティ・ファンドと呼ぶか、区別するとしたら「バイアウトファンド」と呼ぶようです。
てっきり、パブリック・エクイティ・ファンドかと思ったw
単純な株式などへの投資はわかりやすいのですが、このプライベート・エクイティ・ファンドは何をする組織なのか、企業買収で買収された企業はどうなるのかが気になっているため、自分なりにまとめてみました。
投資家に還元するため利益を出す
ファンドの仕事は投資家から預かったお金で投資をし、利益を上げることで投資家に還元すること。
そのため、投資(企業買収)をしたということは、その企業の今後の成長性などに記載されているということなのだと思います。
買収された企業の従業員はどうなる?
PEファンドが入ったらリストラが起こる?
いえいえ、そんな事ありません。
PEファンドは利益を上げるための対策を取るため、人件費の削減が最も適していると判断したらリストラをするかもしれません。
しかしそれは、明らかに体制としておかしい、どうしても企業再生に向けてリストラが必要だから、その手段をとっているのであって、それはPEファンドが入らなかったとしても取るべき対策なのでしょう。
そして、実際に人件費削減などの対策をドメスティックに取る場合は少なく、他にできる対策を講じることが多いようです。
では、役員はどうなるの?
こちらも従業員同様、一概に交代するとは言えません。
しかし、こちらは従業員よりもよりシビアに見られるようで、ずば抜けて能力が高い、高いノウハウを持っているような人は残るかもしれませんが、今まで以上に成果を求められることになることが多いようです。
また、PEファンドから経営のプロフェッショナルなどを経営陣として送り込むこともあるようです。
でも、当然ですよね。
ファンドが入って利益を上げることが求められているのに、経営体制自体を変えなければ今までのまま、利益が最大化することはありませんもんね。
PEファンドが入るメリット・デメリット
まずメリットとしては、資金繰りに苦労していた企業としては、PEファンドが資金投入をすることもあり、財務状況の改善が見込めます。
また、経営に関するプロフェッショナルな知見を持った人材をPEファンドが送り込むことが多く、今までの自社ではなかった知見、手法を取り入れることなどが可能です。それにより、企業のさらなる成長が見込めるでしょう。
当然デメリットもあります。
デメリットとしては、効率化や利益の上昇は期待できる一方、それに伴う効率化やコスト削減を求められ、今までの企業文化なども廃止や縮小となる場合があります。
また、PEファンドは買収後に企業価値を高め、その後は他社に売却するケースが一般的です。そのため、売却により再び経営時の交代の変更、それに伴う体制の変更となることもあり、従業員の帰属意識やモチベーション低下になることがある方です。
最後に
投資ファンドと言っても、調べていく中で、企業買収ファンドは「プライベート・エクイティ・ファンド」ということがわかりました。
そして、企業買収がリストラや役員の変更になるものではないとわかりました。
当然ながら、利益の最大化のために最適な対策を講じる、今までその会社に属してきた人(愛着や様々な感情が入ってしまう)にはリストラや経営陣の変更など、躊躇してしまいますよね…
それを完全第3者だからこそ言いやすく、会社の立て直しができるのがPEファンドでもあるんだなって思いました。
以上
本日も読んでいただきありがとうございました。
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