五感で学ぶとはまさにこのこと。充実のキリンビールインターン
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五感で学ぶとはまさにこのこと。充実のキリンビールインターン

yama9700


ビールづくりを工場で見て学ぶ

ビールの作り手の熱い思いを聞いて学ぶ

ホップの香りを実際に嗅いで学ぶ

麦芽の味を実際に食べて知る

ホップを触ってどんな感触か確かめる

こんな風に見たり、聞いたり、匂いをかいだり、食べてみたり、触ってみたり、、、
五感をフルに刺激するような貴重な経験をほんとにたくさんさせてもらっています。

毎回がとても楽しくて充実したインターンシップです。

コロナ禍で、夏に予定していた他のインターンがオンラインになったり、中止になったりする中、参加出来て本当に良かったなあとつくづく感じています。

キリンビール仙台工場さんのインターンシップに参加させていただき、ビール製造に関わる方々の思いに触れて、さらにビールを美味しく、そして身近に感じるようになりました。

このインターンシップを通し、実際に工場内やホップ産地である遠野を見学させていただきました。ビールがどのように私たち消費者の元へ届くのか、その知識のなかった私にとっては全てが新鮮で学び多いものでした。

大学3年になり、就活を意識しだしました。社会人の方々と対面でお話させていただく機会もそう多くはありません。

ビールだけではなく、今後の進路についても今一度考えるきっかけを与えてくださったことに大変感謝しています。


参加のきっかけ


そもそもなぜ私が参加しようと思ったのか、そのきっかけから簡単に書きたいと思います。

本当に偶然に、学内メールで流れてきたチラシでこのインターンシップを知りました。
ちなみに私は大学で文化人類学を専攻しています。

文化人類学とは何かを説明するのはちょっと難しいですが、簡単に言えば、フィールドワークを通して人間が創り出すさまざまな営み、文化について研究する分野です。

そして、今興味を持っているのは有機農業についてです。
なぜ進んで有機農業、有機農作物を選ぶのかを生産者、消費者両立場から読み解くことを考えています。


このインターンシップは、ホップ生産から工場での製造過程、営業や販売まで一貫した流れを経験し、様々な立場の方々の思いに触れることが出来るものでした。

有機農業について生産者の思い、消費者の思いその相違点を注意深く見ていこう

そう考える私にはとても魅力的なインターンに感じられました。

そうして思いきって応募したのでした。

いざや、遠野へ。

それでは、第2回遠野編。当日の記録から、感じたこと、考えたことを振り返っていきたいと思います。



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▶︎
2021年8月9日午後6時半。

みんなと別れて、仙台駅近くの客もまばらなカフェに入って一息をつく。
確かな満足感、ほどよい疲労。

鮮明だった。一瞬だった。圧倒された。


ホップの生産地「遠野」。

訪れる前は名前も場所もよく知らず、ホップと結びつくイメージもなかった。
けれど今日一日で遠野がとても魅力的に見えた。

それは、遠野それ自体がもつ美しい風景や自然がそうさせるのかもしれない。

でもそれ以上に、「ホップやビールを通してこの街を守りたい、活性化させたい」と高いビジョンを掲げて働いている人に出会うことができたからなのかもしれない。


▶︎
同日午前8時10分。ぬるっとした曇り空。
雨予報が出ていたことに気づき、慌ててコンビニで折り畳み傘を購入。
集合時間より少し早めに着いてそわそわしながらみんなを待つ。

第1回目に乾燥ホップ、ペレット化されたホップを見ていた私は、実際にポップ畑を見れるこの機会にとてもワクワクしていた。

とれたてホップ一番搾り」には、遠野のホップが使われている。
キリンビールさんは、日本産ホップの生産支援を行ないたい、そして農家さんの1年分の思いをお客様に届けたいという思いがあるという。
ただビールを作るのではなく、ホップ生産者と消費者をつなぐ役割を果たしており、また、地域活性化という面でも重要な役割を果たしている。

企業としても支援したい、守りたい遠野のホップ。
その現状がどのようなものか、しっかりと目に焼き付けよう。

第1回目に学んだビールづくり。
その原料は麦芽とホップと水(それと酵母)。

それだけ?!
純粋にそれだけでビールはできるのだと驚いた記憶がある。

ビールは生き物
第1回で工場の方のお話で印象的だったことばである。
私たちは何気なくひとつの商品としてビールを購入し、口にしている。

しかしビールは、安心安全なもの、そしてより美味しいものを届けたいという作り手の熱い思いがあるからこそできあがるものなのだ。

▶︎
仙台駅から新幹線でおよそ40分、レンタカーでさらに1時間ほど。
目的地のホップ畑に向かう。

車の窓から見える遠野はどこか私の地元のような感じがする。
電車も1時間に1本、どこまでも広がる田んぼと畑。
緑いっぱいのその景色は魅力的だが、やはり感じるのは、

田舎、過疎化の雰囲気。

車を降りる前はそんなことを考えていたが、いざホップ畑につくと、初めて見るその光景は「おお、背が高い、すごい、、」と思わず声が出るものだった。

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ちょっと雰囲気を変えて当日参加の様子を書いてみました。

遠野で特に印象的に覚えているのは、ホップの新鮮な香りと、田村淳一さんのお話でした。


はじめてのホップ畑

はじめて見るホップ畑は「こんな風に育つんだ!」と驚きの連続でした。

圃場を歩く仲間たち

周りは田んぼやとうもろこし畑が広がっていました。
その中でも背丈が高く、一際目立っていたのがホップ畑でした。

ホップのつるの高さは5mくらいで、 
私たち5人が横一列になって余裕で通れるほど、広く列の間隔が空けられていました。

第一回目にペレット化したホップの匂いを嗅いでみた時、その匂いがちょっと強烈なもので、苦さというか渋さというか、あまり良い匂いではなかったことを覚えています。
そのため、ホップ畑で実際に手に取って不安げにその匂いを嗅いだときは、その香りのフレッシュさにとても驚きました。

ホップの鞠花の断面。
黄色い粉はルプリンと呼ばれ、ビールの苦味や香りのもととなる。

ホップの香りは、とっても爽やかで、みかんっぽい、おしゃれな紅茶っぽい、さまざまな例えが飛び交いました
全然ビールを想像する苦い感じは全然しなかったんです。

青々と茂るホップに癒される感じさえしてとても心地よかったです。

同時に、これを育てるのは大変なことなんだろうなと、生産者の減少や高齢化の問題が見えてきました。

遠野が抱える問題と、これからの遠野。

田村淳一さんのお話をお聞きし、田村さんが遠野で行うプロジェクトビジョンの目指すところの高さに圧倒されました。
現状に満足せず挑戦を続ける田村さんの姿勢に、私も現状維持ではいけないと思うようになりました。

そんな充実した時間で得られた気づきを次にまとめます。


田村淳一さんとの出会いから

私自身、地元が好きだから、大学卒業後は地元に戻って働こうと漠然と考えていました。地元に戻って何がしたいのか、何ができるのか、そこまでは考えていませんでした。

遠野は私の育った町に似ていて、どこか既視感がありました。先にも書いたように、過疎化の進んだ緑豊かな普通の田舎。

 でも遠野には、田村さんという、遠野の未来を真剣に考えて働いている人がいました。

これからますます少子高齢化が進む私の地元。
対して、ホップやビールを通して地域活性化を目指し、さまざまな業界の人をつなげ、動かしながら、仲間とともに事業を展開していく田村さんのいる遠野。

きっと未来は違ってくる、そんな気がしました。

私には、田村さんほど積極的にアクションを起こして地域を豊かにしていけるような経営者としての素質はないかもしれませんが、いつか、私の大切な地元に貢献できるようなそんな働き方をしたいと強く思いました。

私も、地元を盛り上げていきたい

地元でどう働きたいのか、ちょっと見えてきた気がします。

和歌山県出身の田村淳一さん。
いつか地元で東日本大震災のような災害が起きた時に、立ち上がれる人になりたい
そんな素敵な思いを持っている方です。リクルート退社後、2016年に遠野に移住し、「ホップの里からビールの里へ」というプロジェクトビジョンを掲げ、活動していらっしゃいます。

田村さんのビジョンの規模の大きさやその熱量にただただ圧倒されました。
そして、田村さんの人を動かす力、問題を見極め試行錯誤しながら進んでいく姿勢に感銘を受けました。

遠野醸造をつくる際にも、地域の人をプロジェクトに巻き込もうと、地ビールの美味しさを発信する活動を行なったり、店内改装前に地域の方々に見にきてもらったりしたとおっしゃっていました。

「1人じゃできない。遠野の未来を真剣に考える仲間を増やしたい」
その言葉が印象的でした。

ホップ生産者の減少。この問題を抱える遠野で、新規就農者でも経済的に自立できるような、持続可能な生産モデルを目指しているとのお話もありました。

どうしたら地域がもっと魅力あふれる街になるのか、熱くその思いを語ってくださる田村さんにお会いできて本当に嬉しかったです。


何となく、お金さえもらえれば良いではなく、本当に自分がやりたいことは何なのか考えることの大切さに気付かせてもらいました。このままでいいわけがない、行動しよう、やってみよう、そんな思いに強く駆られるようになりました。

田村さんのお話をお聞きした『Brew  Note』の店内。

ホップ博士の村上さんにもお会いすることができました。笑顔が素敵な、優しい雰囲気の方でした。村上さんは「MURAKAMI SEVEN」を開発した凄い方。村上さんが営む『Brew Note』も、とってもおしゃれなお店で、ぜひまたお邪魔したいです。


私のこれから


これまで2回インターンシップが行われ、どちらもとても充実していて、本当に楽しいものでした。

遠野という魅力あふれる素敵なまち。
キリンビールさんのビールづくりへの熱い思い。


インターンに参加した私だからこそ、伝えられることがあると思います。

まずは身近なところから、

友人や家族を誘って、工場見学に行ってみたい、遠野にもう一度行ってみたいと思っています。

そしてやっと気づけた「地元に貢献したい」という思いを大切に、これからの働き方を考えていきたいです。


これを見てくれた誰かもビールの作り手や遠野に興味を持ってくれたら。
そんな少しの願いを込めて。


「実際に見て、聞いて、五感をフルに活用して学べる」

あと残り3回のインターンシップ。本当に楽しみです!

#杜の都のビール学舎

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