映画「トキワ荘の青春」

映画「トキワ荘の青春」をみました。

トキワ荘は1952年(昭和27年)から1982(昭和57年)年まで東京都豊島区にあった木造アパート。

アパートには、手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二雄、石森章太郎といった名だたる漫画家たちが住んでました。

締め切り前は出版社の方が廊下で原稿の完成を待って並んでました。

原稿料も現金書留でアパートに届けられるシーンも。

映画では本木雅弘さんが演じる寺田ヒロオの視点を中心に描かれます。

寺田は他の漫画家への面倒見がよく、着ているシャツにもアイロンをかけて几帳面。

人間的にとても素晴らしい方です。

自身が求める漫画の理想を追い求める一方で、商業誌のトレンドに合わなくなって苦しんでいる姿が印象に残りました。

「売れれば良いという漫画は書くべきではない」というセリフも。

出版社側からしたら面白くて雑誌が売れれば良い。

今現在連載で活躍されている漫画家さんも、自分が描きたいものと、世間や出版社が求めているものとの狭間で苦しんでいるのかも。

商業誌で原稿を書いたことはありません。

noteで好きなことを書いてる方が気楽でいいです。



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