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ONE PIECE×アドラー心理学①〜理想の人間関係〜

こんばんは。

今日から新しいシリーズを始めます(^ ^)

『嫌われる勇気』で大ブームを起こした、アドラー心理学。

とっても素晴らしい内容でしたし

この本で救われたという声は日本中にあふれています☆

ふと思ったのですが、ONE PIECEの中でもたくさんアドラーの考え方が書かれているって大きな気づきがありました!

そこで、これからはONE PIECEを通して、アドラー心理学について解説していきますね♪

まず、1番初めは理想の人間関係について。

アドラーは全ての人間関係について、「縦の関係」ではなく

「横の人間関係」

こそが理想だと主張しています。

どういうことか?

ONE PIECEに置き換えて説明します(^ ^)

例えば、ルフィの憧れの存在、赤髪のシャンクスは大人です。

出会った時、ルフィはまだ7歳の子供。

ただ、シャンクスはルフィのことを友達だと認識していました。

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世の中的には、子供と大人の関係性については、「縦の関係」になることが多いです。

教育においても「褒める教育」が推奨されることが多いですが、アドラーは褒めることを明確に否定しています。

ちなみに、「褒める行為」は「縦の関係」の分かりやすい行為に当たります。


褒める行為とは、

「能力がある人が能力がない人にする行為」

である。というのがアドラーの立場。

例えば、子供には、

「1人でトイレ行けて偉いねー」とは言っても、

自分の親には言わないですよね?笑

言ったとしたら喧嘩が始まるはずです。笑


縦の関係において、しばしば

相手をコントロールすることを目的にコミュニケーションをとってしまいがちです。

褒めることで、自分を好きになって欲しい。嫌われたくない。

などなど。

当然大人と子供では、能力や知識、責任感などの違いはありますが、

人間としては対等ははずです。

命の価値も子供と大人で関係ありません。

だからこそ、人間として対等であるのだから

お互いを尊重し、尊敬し合い、信頼する

「横の関係を築くことが大切である。」

とアドラーを主張しているんです。


ONE PIECEに話を戻すと、↑の場面。

シャンクスはルフィを傷つけた山賊に対して

「どんな理由があろうと、俺は友達を傷つける奴は許さない!!!」

と発言していますが、これはまさに「横の関係」

ルフィを1人の人間として対等に見ているからこそ出た言葉です。

一方のルフィもシャンクスに対して、下手に出ることなく堂々とタメ口で接しています。

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ちなみに、ルフィはその後、たくさんの人達と出会いますが、誰に対しても、「横の関係」で接していきます。

例えば、子供とも本気で喧嘩をし、

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自分より遥かに格上の世界最強の海賊とも対等に接します。

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相手によって態度を変えるのはカッコ悪いです。

自分も相手も尊重する姿勢で生きる人はカッコ良いし、魅力的ですよね♫


アドラーのシリーズもこれから挙げていこうと思うので、よろしくお願いします(^ ^)

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