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療養日記1(ちょっと入院してきました)

実は8月のお盆は入院していて、小さな手術をしてきた。今はもう退院をして静養しつつ少しずつ仕事を再開している状態にある。

病状の詳細はここでは述べないが、それほど大がかりなものではなかった。また手術も順調に終わり、悪性のものではなかったと報告を受けた。

とはいえ体にメスを入れる必要があり、また部位の関係で全身麻酔となった。軽い病気であっても、そこから回復するのはなかなか簡単ではない。

それでも、毎日少しずつ体が回復をするのを実感できるのは感動的であった。

・術後最初の食事では、重湯を2分の1杯飲むことすらできなかったのが、お粥を口にし、3日経つころには「次の食事まだかな」と思えるようになった

・術後、最初の夜あたりは1時間ちょっと寝付いてはまた起きてしまう、を繰り返す状態だったが、退院するころには4時間くらいのまとまった睡眠が取れるようになった

・手術をした箇所の関係で、顔の右半分にしびれが残っていて、うまく動かすことができない(徐々に治る)のだが、これが毎日ほんの少しずつ改善しているのが実感できる

・最初は数歩歩くのものんびりとしかできなかったものが、徐々に距離と速度を伸ばしていけるようになり、退院直前はむしろ「1時間に一度はフロア内を一周しよう」とノルマすら設定するようになった

・許可を得て、体を洗い、またシャンプーができるようになることの心地よさも久しぶりに感じることができた。体が動いて、自分で自分を清潔にできることの素晴らしさを改めて感じることができた

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