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スカイツリーの上から旧荒川を見て感動する男 / 新刊「マネーハック」が発売予定になりました / ゆるふわJDは暗殺者?~「バイオレンスアクション」を読む~

【週刊ヤマサキシュンスケもくじ】


【ロシュツ】今週のメディア掲載情報

11/11 日経新聞電子版:「人生を変えるマネーハック」
どうなる年金(2)
厚生年金は長く働けば増える 実は支え手も増えている
11/14 楽天証券トウシル
なんとなくから卒業!実践・資産形成術
iDeCoと企業型DCに65歳以降も積み立てられれば、老後はますますハッピー!?
講演11/11 日本商工会議所、東京商工会議所、企業年金連合会共同開催
「優秀な人材確保のための 企業年金制度「超」入門」講演11/12 東北労働金庫 企業年金セミナー
「老後2000万円問題で 重要性が増す 退職金・企業年金の役割」
講演11/13 中国労働金庫 企業年金セミナー
「老後2000万円問題」と 「国の年金財政検証」から考える 勤労者の老後資産形成 ~そして労働組合の果たすべき役割
講演11/16 JJK 50代ライフプランセミナー
基調講演「50代をどう過ごすかが セカンドライフを バラ色老後に変える」
講演11/17 日本FP協会 青森支部
FPフォーラムin青森 「老後に2000万円」の不安解消術~5つの誤解を解き、5つの対策をとれば必ず解決できる!

雑誌 DIME 1月号
電子マネーの個人間送金で飲み会の割り勘をスマートに

【マチアルキ】スカイツリーの上から旧荒川を見て感動する男

先日、初めてスカイツリーに登ってきた。今頃、という感じもするが、男子6.5とふたりで半日過ごすことになって、思いついて行ってみることにしたのだ。

以前は事前予約は締め切りが早かったが、今ではオンラインチケットも前日まで予約できるらしい。おかげで金曜に思いついて予約しても、日曜にスムーズに入場することができた。

東京タワーは小高い丘の上にあってそこから333メートルの塔をのばしている。スカイツリーは平地にあって634メートルの塔をそびえさせている。地下鉄で行くと「近づいてきた!」という感覚があまり持てないので、浅草から一駅、東武線で移動して向かう。ホームから見上げると本当に真上にあるので子どもとふたりでテンションがあがる。

さて、上にのぼってみると、多くの人はお台場や東京タワー、富士山が眺められる風景をみて写真を撮り感動している。私ももちろん写真を撮ったが、あまり興味を持たれていない反対側で、ふと立ち止まってみると、「おお!」という風景があった。

荒川の下流は、ほとんどが人工的に作られた流れであることは最近ずいぶん知られるようになったが、ほんの最近のことである。「東京時層地図」というアプリで、明治時代の地図から大正、昭和(戦前)、昭和(戦後)と切り替えてみると、もともとまったくないところが整地されていき、大きな川が誕生していくことがわかる。

土木工事としてはもちろんだが、流域に選ばれてしまった住民の移転なども考えるといかに巨大なプロジェクトであったか想像もつかない。寺社などは遠くに移動しかねて、無理をして近くに移転した例も地図では確認できる。

旧荒川はくねくねとしていて今の荒川と比べるとあまりにも細い。もしこのままにしておいたら、治水上は問題があった。先日の台風では下町のほとんど全域が水没していたかもしれない。

知識として、こういうアタマはあっても、それをスカイツリーの上から眺めてみるととても感慨深いものがあった。その場で地図アプリを立ち上げて確認してみると、本当に同じ風景が眼前にある。

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江戸時代からの水路もここからはよく見える。まっすぐ続いているのは自然の川ではないからすぐにわかる。これだけ高いとそんなこともすぐにわかるのが楽しかった。

残念ながら男子6.5はまだ地理の感覚がないのでそんな話をしても通じない。ひとりで盛り上がってひとりで写真を撮って、スタスタと通り過ぎていく子どもを追いかけていくことになった。

できれば、子どもが地理や歴史に興味が出てきたところで、もう一度ここに来て、説明をしてあげたいなあと思う。特に地理は誰かが面白さを語らないとその魅力が感じにくい。自分もそうだったので歴史にしか関心が持てなかった。

もしかしたらスカイツリーは地理をリアルに実感することのできる最高の教材なのかもしれない。

もう一度やってくるそのときは、iPadなどのタブレットを使って大きめの画面で地図と現実を見比べ、古地図も表示させてみたい。そのとき、子どもが面白がってくれるようになればいいのだけれど。


【オススメ】ゆるふわJDは暗殺者?~「バイオレンスアクション」を読む~

残虐描写はあまり好きではない。劇画はほとんど所蔵していないわが家のマンガコレクションであるが、今回の一冊は例外だ。ゆるふわな絵柄ながらやってることはハードコアな暴力描写という、不思議な魅力を持つ作品を紹介してみたい。

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