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体に良いと言われる食べ物、食べる適量って決まっている?

朝の情報番組や、夜のゴールデンタイムの番組で健康に関するものがこれだけ多い国ってないかもしれないですね。

それくらい日本人ってみんな健康に関心が深い、言うなれば健康オタクの集まりなんです。

でも、テレビで言っていることをすぐ信用する(笑)
信用するというのは、言い方が良くないかもしれないけれど、万人向きってあるのかしら?

ある食べ物が良いと聞けば、みんなそれを求めて買いに行く!
次にまた別の食べ物が良いと聞けば、今までの物には見向きもしないで新しい食べ物を買いに走るって経験したことないですか?

ある人にとっては健康を守る食材でも、今の私にとっては、う~ん、今それは無理だな(;^_^っていうものもあるんですよ。

ココが日本では普通の、西洋医学(現代医学)との違いなんですね。

食べ物に人を合わせるのではなく、人に合う食べ物を選ぶのが薬膳なんです。

薬膳は一人一人に合わせたパーソナルフードセラピー

薬膳の考え方の基である中医学では、一人一人の体質も体調も違うと考えます。

何かが足りない人もいれば、出さないといけないものを溜めている人もいます。だから、本来万人に合う食べ物ってないのです。

なので、それを見つけるために、中医学でタイプ別に体質を分けたり今の不調を分類します。

それによって適する食材と食べ方がわかるのが薬膳の考え方です。

タイプ別に分けても、それは今の状態であって生まれてからの体質を合わせて考えるから10人いれば10通りの適する食材や食べ方があるのです。

今の自分の体調に合う食べ物が見つかったら、食べる適量はどれくらい?

そうして見つけた適する食材、いったい一度にどれくらい食べたらいいの?

良くいただく質問です。

だって、薬は~才までは大人の半分、〇〇才~〇〇才以上は大人と同量ってありますからね。

食材だって、適量があるんじゃないかと思いますよね。

でもね、思い出して欲しいのです。

体質も体調も一人一人違うってこと。そして、一人の人の体調は毎日同じではないでしょう?

それなのに、一人一回何グラムって毎日同じ量を食べるか?ってことなのです。

自分のカラダの変化に敏感になることが体調管理の第一歩

ある食材をある量食べた後、自分のカラダがどうなったか?
スッキリしたのか、胃腸が重くなったのか?

お肌はツヤツヤになったのか、もちもちになったのかなどもそう。

良く寝て早く起きられるのか、どんより体が重くだるいのかなども。

日頃からの自分のカラダの観察が体調管理の第一歩です。

なのでね、体に良い食材の適量は決められないのです。

例外的に適量が決まっているものもあります

でも、適量が決められているものもあります。

それは、漢方薬の原料としても使われている、食材や効能が高い食材です。

例えば銀杏なら、大人で10個くらい、子どもはその半分。そして長期間食べ続けないことも大切です。

効能が高いということは、強いということ。なので、取扱注意と言う訳です。

体の良いと言われている食べ物の食べる適量 まとめ

食べる量は、その人の体質やその時の体調に合わせるので、一律これだけという量はありません。

自分の適量を知るには、体の観察が大切です。

観察する癖がついたら、それが健康管理の第一歩になります。

毎朝の状態、トイレで出たものを見る、鏡を見る、舌を見る・・・習慣にしてみて下さい。見た結果どうなのかを知りたい方には、【カラダのマニュアル作り】や【きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)】でお伝えしています。

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