ふれあいクラブ
屋久島の集落では「ふれあいクラブ」があります。
70歳以上で構成し、様々な年間行事を楽しみます。しかし、集落によっては役員(会長、副会長、書記、会計)不在のため、休会になっているところがあります。これは「区長候補者不在の為に区の消滅、統合」と構造が似ています。集落の中には後継者がいない為、92歳の方が会長を務め続けていると言います。「区長」の場合は”若返り、いわゆる”世代交代”がまだ容易かもしれません。高齢者サークルのような、若者世代が関わり合いにくい場合に、役員は「70歳以上」という資格条件を撤廃するなど、考えられないのだろうか。いや、特に条件として設けていないかも知れませんが、状況を知る由がありません。若い世代、いわゆる”現役世代”にボランティアとして参加を募るのは持続性が欠けるので、謝礼を設けて、業務内容を明確にすればいいのではないのではないでしょうか。
今日(2021年4月3日)は年度総会で、昨年度と今年度の年度計画と予算の提案、承認がされました。この総会は全14人が参加しました。
昨年はクラブ費として年2,000円、夫婦だと年3,000円です。正直、高額だと思いました。平野集落の区費(自治会費)は月額1,300円で、単身女性月額900円、70歳以上月額300円、85歳以上免除という規定があります。ある調べでは全国の自治会費は「1~300円」と約3割で最も多く、次いで「301~500円」、500円以内が約半数、1000円以上は17.9%程だそうです。これだけを見ると、平野区の区費は高額のように思えますが、他の集落では更に高価になるところもあるようです。しかし、全国の自治体の運営方法や自治体への補助金交付の状況が異なるでしょうから、一概には言えないでしょう。区費に関しては、また別途、触れることにします。
話を戻します。ふれあいクラブは新型コロナの影響で昨年の活動が多く中止になったため、殆どの予算が繰り越しとなり、今期の活動予定が発表されました。活動内容を誰がどの様に決めたのか、伺うのを忘れてしまいました。
役員の改変が行われましたが、「会長よりも会計が大変」という声がありました。手書き感覚で誰でも楽にできる会計方法はないものでしょうか。