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森林ボランティアに参加しました!

こんにちは。薬糧note編集部 小林です。

5月23日(日)、かながわトラストみどり財団が主催する、県有地の除伐作業(健康な木々が育ちやすいように、密集して日光が届かなくなったところの枯れかけた木を伐採する作業)に当社社員4名が参加しました。

この活動は、神奈川県民、企業・団体、行政、そして財団が連携して取り組む緑を守り育てる運動で、神奈川県内の残された貴重なみどりを保全し、後世に引き継いでいくための支援活動です。

いざ、除伐作業へ!!

当日は早朝にそれぞれ自宅を出発!8:30に小田原駅集合後、マイクロバスで箱根駅伝のルートを小一時間ドライブし、バスを降りた後は徒歩で山道を20分ほど進むと、作業スポットである箱根町宮城野の県有森林にたどりつきます。

それから除伐作業(実際はほとんど間伐に近い作業でした)の説明を受け、それぞれの持ち場に向かいます。ヘルメット、マスク+フェイスシールド(コロナ感染予防対策)、腰にはミニのこぎりを携えての重装備です!

4作業現場まで移動

木を切り倒していく作業は危険が伴います。木を伐り進めて倒れる前には大きな声でまわりに「倒れるぞー!」と声をかけながら、自分も木から手を離して倒していくことが、安全上のポイントだそうです。そして、ある程度の深さまでのこぎりで切込みを入れたら、ミシミシと音が出るくらいゆっくりと倒木させるのがコツだと教わりました。

6除伐作業4

今回参加した当社メンバーの感想

7昼食-2

左から、


川地さん:初めての経験で新鮮でした!ボランティア参加者の平均年齢が推定70歳以上で、若い世代が育たないと、こういう活動も続かないなと実感。だからこそ、微力ながら若手もどんどん参加できるように会社の中でも広めていきたいです。

齊藤さん:田舎育ちだったので、若いころからこういうことやってきたせいか、慣れ親しんだ環境、当たり前のようにやっていたことを今回もできたかな、と思います。早朝から電車で集合場所にきて、午前中に仕事を終えてお昼食べて帰る、とても健康的な1日。生きていく中での刺激ですね!


國井さん:後継者不足と言われている林業の大変さ、微力ながら社会貢献できる思いで参加しました。また、除伐された木は紙パックなどに再利用されることを実感しながら作業できました。


小野寺さん:心構えとして、ノルマはないので余裕を持って取り組むことが重要とインストラクターから聞き、その余裕がボランティアをする気持ちにつながる、安全管理も余裕がないといけないと実感しました。そして、ボランティア活動のためだけじゃなく、日ごろから余裕をもつことが大切だと思いました。

約2時間の作業後に食べた、國井さんと小野寺さんのお手製弁当の味は格別!!味付け濃いめで疲れた体に沁みる愛情弁当を、森への敬意の念とともに、爽快な気分でいただきました。

プレゼンテーション1

今回のボランティア参加で学んだこと

ゴミ拾いなどSDGsの小さな取り組みから、遠出する今回の除伐・間伐作業や海でのごみ拾いなど、やれることをやってみる。そして体感してどう感じるか、何を考えるかが重要。そのために、まずはなにかしら体験することをおすすめしたいです!
次世代に残す地球がどうなっていくかを考え、今わたしたちにできることを行動に移していこう!

間伐材はドリンクの紙パックなどにリサイクル

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これから育つ木々のために間伐した木々もまた、資源として再利用していく。こうして自然と人間の営みが循環していくことも学べた貴重な体験でした。

次回の記事では、間伐をしないとなぜ困る?間伐ってなぜ環境保全につながるの?といったことを書きたいと思います。

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