木綿豆腐で作るブルーベリーのチーズケーキ風
クリームチーズをたっぷりと使ったチーズケーキ、レアタイプもみっしりとたベークドタイプも好みです。
チーズケーキを自分で作るとわかりますが、クリームチーズや砂糖、生クリームやレシピによってはサワークリームも使うなど相当カロリーが高いお菓子です。
カロリーを下げるためにカッテージチーズで作るか、となったのですが、あいにく分量に足りませんでした。そこで冷蔵庫にあった木綿豆腐で作ってみることにしました。
豆腐をお菓子に、敬遠していたけれど。
実は豆腐をお菓子に使うのは以前の私にはかなり抵抗がありました。
豆腐の匂いが気になる。
水切りの時間と手間が面倒。
…など。
「わざわざ豆腐をお菓子に使わなくても」
それが今回使ってみる気になったのには食生活を見直して心境の変化があったからです。
タンパク質不足では?
トレーナーさんから指摘されたのがきっかけで、日々のタンパク質摂取量をカウントしてみました。
私の年齢、労働強度での推奨摂取量は50~70g。ところが40gに満たない日がほとんど。
足りない状態が続くと疲れやすい、髪や肌の劣えの原因とも言われます。
トレーナーさんに言われたある指摘、それは
「甘いものやパンを食べすぎちゃいませんか?」
タンパク質の摂取量が足りないと炭水化物やジャンクなもので埋め合わせようとたくさん食べすぎてしまうらしいのです。
思い当たります。
それ以降自分なりに3度の食事で1日のタンパク質推奨摂取量に届くようにかなり気を付けるようにしました。
その結果、体感として確かに疲れにくくなりました。
また、間食もかなり減りました(食べたくなくなった)。
あれほど大好きだったパンが、最小限で満足できるようになりました。
髪や肌は、まあ、年齢もあるので置いておくとしましてタンパク質摂取不足を見直して改善が実感できたのです。
そこでお菓子に豆腐は・・・という縛りもはずしてみようかな、と思った次第。
植物性タンパク質素材が調子いい
効率よく身体が吸収できるのは動物性タンパク質らしいのですが、豆腐や豆乳ヨーグルト、そのまま料理に使える「料理素材大豆」などが自分の身体に馴染む感覚で気に入っています。味も好きだし、動物性タンパク質よりもすんなり消化できる感じがします。
今後、お菓子作りにもっと植物性タンパク質を取り入れてみようと思っています。
基本をベースに自分なりのアレンジ
自由に素材や分量をアレンジして作っているようですが、ベースは基本のレシピをもとにしています。
↑この動画は伝統的なガトーバスクをヘルシーにアレンジしたものです。
創作焼き菓子みたいですが、ふつうのガトーバスクレシピをもとに足し算引き算、材料置き換えなどをしています。
「ガトーバスク」はバターをどっさり使うフランスの伝統菓子。
おいしいのですが、食べた後、ちょっとしんどかったのでヘルシーにできないかな、と思いました。
バターを植物油脂にし、カスタードクリームも豆乳で。小麦粉から玄米粉にしてグルテンフリーにしてみました。
このときも最初に基本のガトーバスクを踏まえて作ったのでとんでもなくブレることなく作れました。
今回のチーズケーキ、お菓子作りをする人は1度は作ってみたことがあるお菓子ではないでしょうか?
到達点がわかっているので自分なりのアレンジもしやすいと思います。
では、作り方です。
チーズケーキ風豆腐ブルーベリーケーキ
<材料> 底取れの直径15cm丸型
卵黄 2個
ラカントS 30g(糖質を気にしない場合はてんさい糖で!)
こめ油 20g
もめん豆腐 150g(ふきんにつつんで水切りしておきます)
レモン汁 30g
卵白 2個分
てんさい糖 30g(これをラカントにするとメレンゲが立たないです)
玄米粉 50g
アーモンド粉 50g
ベーキングパウダー 3g
ブルーベリー 100g(お好みで。冷凍の場合は100gのせると生地が冷えるのでもう少し少なめをおすすめします)
<下準備>
・型の底と周囲にベーキングシートをセットします。
・豆腐はガーゼふきんに包んでおきます。
→1時間弱でしょうか。その間ふきんの面を乾いた面にかえて2回位包み直しました。ケーキ作りにとりかかる前の家事の合間に包んでおいて思い出したら面をかえる、みたいな感じでOKです!
豆腐の水切り問題はもめん豆腐にすることでほぼ解決。大して水も出ませんし、豆腐の匂いもレモン果汁で気になりません。
木綿豆腐、お菓子素材として便利です!(今更…)
<作り方>
①水切りした豆腐にレモン汁をかけて泡立て器で崩すように混ぜます。
②豆腐が均一につぶれてきたらラカント、卵黄、油の順に加え混ぜて置いておきます。
③卵白にてんさい糖を少し加えてハンドミキサー中速で加え混ぜます。
④残りの砂糖を3回に分けてくわえ、つやっとしたメレンゲを作ります。
⑤②にアーモンド粉を加えてハンドミキサーで混ぜます。
⑥さらに玄米粉とベーキングパウダーを一緒にふるい入れてゴムベラで混ぜます。ざっと混ざったらメレンゲを1/3加えてよく混ぜ、残りのメレンゲを手早く生地に切り混ぜます。
⑦型に流し170℃オーブンで8分、取り出してブルーベリーをケーキの上面にのせます。
⑧オーブンに戻して30分程度焼きます。
⑨冷めたら型からそっとはずし、冷蔵庫で冷やしていただきます。
焼きたてはメレンゲのおかげでふわっとしてますが、落ち着いてきます。
粗熱がとれたら型からはずし、冷蔵して冷やして召し上がってください。
フレッシュブルーベリーがおすすめですが、もし冷凍ならたくさん載せると生地が冷えるので加減してください。
生地を流す前に型に置いてから生地を流してもいいかも。
ブルーベリー以外にも何か、好みのものをカットしてのせてみてください。
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