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ラオス首相府記事まとめ:2020年2月1日~15日

2020年2月に掲載されたラオス首相府の記事をまとめました。

2020年2月3日の記事:コロナウイルスによる新型肺炎の予防管理対策本部会議
2月3日午後首相府にて、ソムディ・ドゥアンディ副首相コロナウイルスによる新型肺炎の予防管理対策本部会議を開き、状況把握を行うとともに今後の措置を決定した。トンルン・シースリット首相は、本件に関する正確で迅速な広報に力を入れるよう指示。会議の概要は次の通り:
・同対策本部設立の根拠法令:2020年2月3日付首相合意09号
・事務局、広報、医療分野、調整役などの役割決定
現時点でラオス国内でのコロナウイルスによる新型肺炎感染者は確認されていない
・現在242人の留学生が中国に滞在し、うち37名は武漢市にいるが、全員健康状態は良好
・感染が確認された場合、ビエンチャンではミタパープ病院103病院、他県では県病院を受け入れ先として指定
保健省には、迅速なマスク供給が実現するよう関係機関と調整するよう指示

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1392&CateID=5

その他の記事

2020年2月3日の記事:首相府青年同盟の第6期運営メンバー選出

1月31日午前8時、首相府にてコムサン・サイニャサーン・同組織運営委員会書記が議長を務め、終日第6回ラオス人民革命首相府青年同盟総会が開催された。ペット・ポンピパック・党中央員兼党首相府委員会書記、アルンサイ・スーンナラート・党中央補欠委員兼ラオス人民革命青年同盟運営委員会書記ら248人が参加し、重要事項について合意した。
・5年間の同委員会の政治・指導に関する報告書がコムサン・サイニャサーン第5期同委員会書記並びにソムクワン・マースワン副書記兼監査役から提出され、採択された
第6期同委員会運営メンバーに16名が立候補(女性3名)、13名が選出された
 書記:ソムクワン・マースワン氏
 副書記:①コーンサマイ・シースパントーング氏、②カムサン・スィティヴォラダム女史、③セングサティ・ヴィチットラシー氏
 他、常任役員5人(女性1人)、監査役1名、監査役補佐2名(女性1人)ら選ばれた

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/office.aspx?ItemID=284&CateID=0


2020年2月4日の記事:オーストリア首相への祝意

2020年1月29日、トンルン・シースリット首相は、セバスティアン・クルツ氏のオーストリア共和国首相再任に際し、ラオス政府を代表し祝意を表明。(於:外務省)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1393&CateID=5

2020年2月5日の記事:ラオス政府のコロナウイルスによる新型肺炎に対する対応

2月5日午後、トンルン・シースリット首相は、国立コンベンションセンターで開かれた第8期エネルギー鉱業開発5カ年計画(2016-2020)のレビュー及び第9期5か年計画の方針協議会に出席時)エネルギー鉱業関連の協議会に出席し、コロナウイルスによる新型肺炎への対応について次のように述べた
・​​​​​保健省が担当省として状況把握、予防・管理を実施している一方、ソムディ・ドゥアンディ副首相を長とする対策本部も設立し対処している
・2月3日には対策本部設置について協議し、2月5日午前には現状報告会議を開催
・この機会に改めてラオスでの感染者が確認されていないことを伝えるとともに、引き続き警戒している
・中国在中のラオス人への支援に言及し、中国政府のコロナウイルス対策への対応が適切であること、WHOの見解について紹介
(写真:トンルン首相)

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2020年2月6日の記事:エネルギー鉱業開発5か年計画レビュー&次期フェーズの方針協議

トンルン・シースリット首相は、​​​​​​​​​​​​2月5日午後、国立コンベンションセンターの会議に出席し、第8期エネルギー鉱業開発5カ年計画(2016-2020)のレビュー及び第9期5か年計画の方針について協議した(同会議は2月4日朝から開始)。
トンルン首相は、同分野が国家の社会経済発展に大きく貢献しているとしつつ、次の事項の必要性について強調した。
(1)同分野の開発において近代化に注力し、工業セクターとのシナジーを、環境に優しい計画にすること
(2)投資効率の悪い事業、債務状況の改善
(3)社会経済状況を考慮した合理的な電力価格の設定
(4)電力売電契約を締結した国との同意事項を早急に実施すること
(5)これまでに経験した事故の再発防止のため、ダムの設計・技術基準を厳重に管理すること
(6)同分野における法令順守を監視継続
(7)ラオスに合った代替エネルギーの開発促進
(8)同分野の国営企業における組織構造、効率性の改善継続

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(写真最前列最右:カムマニ・インティラート・エネルギー鉱業大臣)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1395&CateID=5

2020年2月10日の記事:サナムサイ郡災害対策における進捗レビュー会議

2月3日、首相府にて、ソーンサイ・シーパンドン副首相が議長を務め、国家災害対策本部の会議を開き、アッタプー県サナムサイ郡で起きた災害復興の進捗についてレビューを行った。計画投資省、国家災害対策委員会長、アッタプー県知事らが参加。
アンラー・サイニャスィット・アッタプー県副知事が下記事項における進捗状況について報告:
(1)支援状況
(2)センターの管理
(3)被害の影響、補償の進捗
(4)インフラ復旧、業務の振り分け
(5)責任会社との交渉、予算策定
ソーンサイ副首相は、補償交渉をしっかり行うよう指示し、支援に支出した予算、新村設置時に伐採した木材売上金の用途、環境被害含むインフラ被害状況の再チェック、被災者の被害状況の管理などに力を入れるよう指示した。
(写真中央:ソーンサイ副首相)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1399&CateID=5

2020年2月10日の記事:トンルン首相、サングトーング郡を視察

2月7日午前、トンルン・シースリット首相はビエンチャンのサントング郡を視察、シンラヴォン・クーパイトゥン・ビエンチャン特別市長らが同席。
ダオペット・アールン・サントング郡長が同郡の社会経済開発の状況を報告
・総農地面積:29,000ヘクタール、内稲作8,500ヘクタール、乾期米53ヘクタール、その他商用作物:1,155ヘクタール、果物栽培216ヘクタール(2019年実績)
・家畜:11養殖場で牛、ヤギ、豚、鶏、カメ合わせ総数128,000頭を養殖、2019年は計画の108%に当たる76億キープが郡の歳入として計上されている
・一人当たり平均収入:約1800米ドル/年
(*)ラオスの会計年度は1月~12月
トンルン首相は、郡当局の取り組みを称賛し、特に竹細工の生産などが価値を生み出し、社会経済開発に貢献していると述べた。
また同首相は、適切で友好的な森林利用、漁業、食料生産、
環境に優しい鉱業開発、メコン川沿い域を活用した観光開発、観光誘致促進、投資誘致促進、教育・医療サービス開発などにも力を入れるよう指導するとともに、コロナウイルスによる新型肺炎に対ししっかり対策するよう指示した。
(写真右:トンルン首相、右から2人目:シンラヴォンビエンチャン特別市長、右から3人目:ダオペット・サントーン郡長?)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1396&CateID=5

2020年2月10日の記事:IHC社が新型コロナウイルス予防を支援

2月10日、​​​​​​​​​​​​​ダム投資建設のInvestment and Hydro Power Consultant(IHC)社は、新型コロナウイルスによる肺炎の予防・検査に必要な備品をラオス政府に提供、受け渡し式が財務省にて執り行われた。
送付側:ピーササイ・ケオサイニャチャック・同社長
受取側:ソムディ・ドゥアンディ副首相、財務大臣兼コロナウイルスによる新型肺炎の予防・管理対策本部長
支援物資:10万米ドル相当
・検査機2台
・検査薬2500セット
・手袋100,000組
ソムディ副首相は政府を代表し感謝の意を表するとともに、保健省関係者に支援物資を活用するよう指示するとした。
(写真中央右:ソムディ副首相、中央左:ブンコーン保険大臣と思われる)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1398&CateID=5

2020年2月10日の記事:トゥ・ラムベトナム公安大臣の表敬訪問

2月10日午後、首相府にて、トンルン・シースリット首相は、トゥ・ラム・ベトナム公安大臣からの表敬訪問を受けた。同大臣は2月10日~12日の日程でラオスを訪問。
トンルン首相は、両国の治安維持分野におけるさらなる協力を喜んだ。
トゥ治安維持大臣は、両国の治安維持における協力計画2020が締結されたことに言及し、温かい訪問歓迎に感謝の意を表した。
同訪問は、ヴィライ・ラカムフォン・ラオス治安維持大臣の招待並びに第42回ベトナム・ラオス政府年次合同委員会会議での同意事項に基づき実現。
(写真右:トンルン首相 左:トゥ公安大臣)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1400&CateID=5

2020年2月11日の記事:ナコンラチャシマ市銃撃事件についてお悔やみのメッセージ

2020年2月9日、首都ビエンチャン
プラユットタイ王国首相宛
​トンルン・シースリット首相は、2月8日、ナコンラチャシマ市で起きた銃撃事件に心を痛め、ラオス政府、ラオス国民を代表し、犠牲者の方々に哀悼の意を表した。
またトンルン首相は一日も早い正常化を祈願した。
引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/press.aspx?ItemID=135&CateID=0

2020年2月14日の記事:国家人身売買防止委員会の会議

2月13日、国立コンベンションセンター(NCC)にて、国家人身売買防止委員会は会議を開き、2019年の活動レビュー及び2020年の方針について協議した。ソーンサイ・シーパンドン副首相兼計画投資大臣が議長を務め、各県、ビエンチャン特別市から関係者が参加。
ヴィライ・ラカムフォン治安維持大臣兼同委員会副委員長は1年間の活動を報告。
【成果】
・被害者救援
・法律の作成・改正
・国際機関、INGOsとの連携
・人身売買防止ガイドブック作成
・啓蒙活動(テレビ、ラジオ、ソーシャルメディアなど)
・人身売買防止委員会の設置(ビエンチャン特別市及び12県)
・一部の県においては郡レベルの人身売買防止委員会も設置
【課題】
・法執行不足
・当局職員の体系的な執行力不足
・人身売買の危険性についての広報不足
・経済的支援、社会復帰支援など被害者へのフォローアップ不足
(ソーンサイ副首相)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1401&CateID=5

2020年2月14日の記事:郵便・電気通信分野の報告会

2月13日、ICTC(と思われる、km5)にて、ソムディ・ドゥアンディ副首相兼財務大臣が議長を務め、郵便・電気通信分野についての会議が行われた。
タンサマイ・コンマシット郵便・電気通信大臣は、同分野における2019年の活動レビュー及び2020年の方針について報告。議長国として同分野のASEAN閣僚会議(2019年10月25日開催の第14回日ASEAN情報通信大臣会合のことと思われる)を成功させたとする一方、デジタル化の重要性を強調した。
(写真中央:ソムディ副首相、サルムサイ外務大臣、センドゥアン教育スポーツ大臣らも)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1402&CateID=5

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