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本当の支援者は、同僚にも同じ態度がとれる

僕は介護や医療の職域ではたらいている。
ずっと前から気になってることがある。
それは
「お客さんへの支援の姿勢が、同僚には向けられない」ことだ。

その理由を述べてしまうとするなら「他者より優位の立場かどうか」が今回の答えだ。

介護や医療の業界で働いている人は本当によくお客さんに寄り添おうとするひとが多いと思う。これはとっても素敵だと思う。

だけど、相手が同僚(上司や部下をふくむ)となると話がかわるようなのだ。

殺伐ししているというか、十分に相手の要望をきいて上手くすすめることができない。ということは、人を選んで(気づかず)態度を変えているのだ。

とある身近な看護師に話をきいてみた
「自分が病院にいたときは特にそうだったんだけど、同僚に自分をさらけ出すのはできないと思われたり、馬鹿にされるかもしれない恐怖感があった。だけど利用者さんにそんなことを感じることがなくて、よくコミュニケーションをとっていた。」

と教えてくれた。
やはり『できない』を指摘してこない相手かどうかがポイント。

同僚にも寄り添えるようになる為に

ここで考えるのは2つのポイントだ
 ①個人として「できない」とみられることを気にしている
 ・○○しなきゃいけない
 ・○○じゃなきゃいけない
 ・私がわるい
こんな言葉がでたら要注意だ。

 ②同僚や部下にたいして「できない」を指摘する風土がねづいている

でね、この『できない』に焦点をあてるくせがある人が「よいところに目を向ける支援」をするのは難しいとおもう。自己矛盾してしまうからね。
で、よい支援をするためには、上の二つを解消しなければならない。

つまり「同僚によりそえる職場」=「よい支援の仕事ができる」

で、この上の二つを解決する順番だけど

②できないことを指摘する風土をなくす⇒①「できない」といえる

この順番の方がしっくりくる。

とにかく「よい支援」をするとか本気で思ってるなら、まずは「よい職場関係」をつくってからいえということですな。








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