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ミシガン州より窓から見える景色【アリエルさん企画『世界の家窓から・名古屋/三河訛りで』】

アリエルさんがこんなおもろい企画をやっとるので、わたしもミシガン州の自宅から便乗しとくわね。

わたしが住んどるとこは、米国のミシガン州にあるちっこい学園都市近郊だもんでかなり田舎なんだわ。家は去年建ったばっかりの新築で、息子夫婦とポメチワのイナリ、柴犬のシロユキとわたしとで住んどるんだわ〜。

わたしの棲息場所だがね

ダイニングルームの窓から見える景色はこんな感じだもんで、四季折々の自然をめっちゃんこ楽しめる環境なんだわね。ここミシガン州は北海道とおんなじぐらいの緯度だもんで、冬はなぎゃーんだけど、外はさぶくとも家ごと暖房だで室内は快適で窓から見えるキラキラ輝く冬の霧氷をうっとり眺めとれるんだわ〜。😍

シカの群れが窓から見える


冬、霧氷に包まれる樹氷の美しさは圧巻だぎゃー

毎日のようにシカの群れが出没するもんで数えちゃったり、鶴の夫婦が仲睦まじくしとる姿にほっこりさせられたり、家窓からの眺めはどんだけ見ていても飽きんのだわ。広い空にはコンドルが旋回しとるし、庭先の大木の先っぽには色とりどりの鳥たちがそれぞれの鳴き声で歌を歌いながら休んどる姿にも癒やされちゃう。

どこの窓からも大自然が見えるもんだで、心が穏やかになるんだわ。

お風呂に浸かりながらも


ダイニングの横のデッキから見える東側の風景は月がどえらいきれいに見える日もあるんだよ。

東側の景色
お月さまに見とれとったりね

さて、今我が家の北側ではどえりゃあことが起こっています。ドライブウェーに北米でよく見られるKilldeer(フタオビチドリ)が卵を産んでまった。

「道路に産まんでもええのに〜」と、息子タローが踏まんようにと工夫したった。

車が通るとこだで要らない鉢で囲っとく

窓からフタオビチドリの生態を眺めよっとる。というのも、この鳥さん敵が来ると怪我して飛べん振りして人をちょーらかし(騙す)卵から目をそらせるというめちゃんこ、こっすい(ずるい)演技派の鳥だもんだで見とってあきんのだわ。ちなみに息子夫婦は卵を育てとる二羽の鳥をトリユキ、トリナリと名付けよった。

西側の夕焼けもでらきれいだよ

そんなわけで、景色を見るかぎりは「どんだけ田舎なんだ!!」と思われるかもだけど、車で10分走れば巨大スーパーから映画館、病院から大学と何でもあるもんで田舎でもあんばよう暮らせとる。

野うさぎちゃんもそっこらじゅうでぴょんぴょんしよる

窓から見える景色に癒やされながら自然といっしょに暮らしとるのでメンタルの安定には、めちゃんこ役立っとることはまちぎゃぁなゃー。

家は亡き夫が人生の集大成として建てよったけど、残念ながら完成間近で大腸がんで亡くなっちゃったことが未だ悔しい。だもんで、だからこそこの家の窓からの景色を見ずに逝った夫の分まで毎日を楽しまないかんという思いで暮らしとる。

アリエルさん、素敵な企画あり(このがにアクセント)とう。😍

この家にまつわるストーリーはこちらのマガジンの#5以降、土地探しから闘病の中での建築から完成まで綴っとるもんだでよかったら読んだってね。


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