140km/hまでの軌跡83 「骨盤が遠回り」

前回、お腹の重みを感じると今までないほど、

土踏まずで地面を捉えているとお話ししました。

そんな感覚を味わいながら、

色々と動いていたら、

以前出来なかったことが、出来る様になってたんですね。

【地に足が着く】

例えば、ピストルスクワット。

そうピストルスクワットが、楽に出来るようになってたんです。(画像のように片足を前に出して片足でスクワット)

これ、ほんと右足に関しては1、2回出来るかでしたが、

スムーズに5、6回くらいは出来る様になったんですよ。

もう「おおー」と思わず声も出て、めちゃくちゃビックリしました！

左は10回くらい行けるんです。

けど右はホントに出来なかったんです。

その理由はと言うと、

以前は下がる時に重心がブレるんで、

それをブレないようにと力任せになってたんですね。

すなわちブレーキかけまくりです。

（まあこれも何で右足だけ？って言うのにも理由があるんですが、これはまた改めて…）

今回は腹腔全体に重み感じたまま、

足底全体で捉えながら、

土踏まずに常に重心がある感じをキープ。

すると下がってく時に、

それほどブレーキを必要しないんですね。

ただケツとハムがめちゃきつい。。。

【骨盤が遠回り】

それに伴って投球時の並進運動、

軸足のタメにも変化が。

めちゃくちゃケツとハムで支えている。

以前はこんなに強く感じなかったです。

間が１つ出来た感じ、といったら伝わりますかね？

しかも着地して右の骨盤が前(打者方向)に出やすい。

これ前回のお話にもありましたが、

理想は地面に対して鉛直に力を加えたい。

土踏まずに。

その力を打者方向に向けたい。

それが前行ったり、後ろ行ったり、土踏まずで捉えてない。

捉えている位置が一定してないから、そりゃ地面ちゃんと押せないですよね。

なんで、骨盤遠回りしやすい。

すなわち回転動作の時に、最短距離で出てこないから、

骨盤が打者方向に出てくるのが遅れるって事ですよね。

そうなると捻転差が出ない等、色々と問題が生じてきます。

改めて普段、選手に伝えていることが、

自分が出来てないと実感…

出来てるつもりになってただけですね。

でもこの事実に頭でなく、

自分の身体で気付けた事はちょっと興奮しました笑

さあ今日も腰入れよう！

最後までお読みいただきありがとうございます😊

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