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きかくしゃの、のうみそ。

今回は仕事でもokuruでも企画系のコトをしている私の脳味噌を公開します。

つまり、

どういう考えに基づいて、
どういうコンセプトを立て、
どういう企画に落としているか、
という企画者の頭の中を公開する記事です。

とはいえ何か題材があると書きやすいので、
okuruの立ち上げ当時から今に至るまでのイベントを振り返る形で公開しようと思います。

okuruの立ち上げ期(セルフリノベ中)

2016/2 - 8です。

この頃はとにかく決められた期間で、人もお金も何とか工面しながら、完成に向けてひたすら毎週末をひたすらDIYに費やしてました。

このお金も人手も足りない中で、何とかしなきゃということから考えたのが「リノベ自体のイベント化」でした。

ほぼ毎週、写真のようなDIYができるイベントをfacebookで立ててました。
このリノベ自体、なかなか体験できることではないし、いっそイベント化しちゃって、作る段階から参加してもらえると、作った後も愛着が湧くのでは?というのが発想の起点。

結果として、のべ約100人くらい参加いただきました。感謝感謝。

オープン記念のBBQの日。まだまだ家の中は未完成でやり切れてないけど、ひたすら楽しかった思い出。

okuru1年生(2016/9 - 2017/8)

さて、こうして立ち上がったokuru1年生。
この時のokuruは「ジモト・ヨソモノが繋がる生活交差点」というコンセプトでした。

自分たちのようなヨソモノと綱島に住むジモトの方々が繋がる場にしていければなぁというのが思ってたことでした。

ただ、実態としては、
やってることと、思ってることが噛み合ってはいない1年でしたね。正直、自分自身もどういう方向にこの場をしていきたいかを明確できてなかったというか。

利きコーヒーのワークショップとか

ヒップホップ勉強会とか

序盤は結構気合いを入れたイベントやってましたね。ただこの気合いいれてイベントをする、というのが、イベントスペース的な側面を強めていて、持続性がなかったのが正直なところでしょう。

他にも、家自体にもう少し非日常感というか、普段できないことができるようにしたいという思いもあり、

ピザ窯作ってましたね。

さて、噛み合ってなかったと、前述しましたが、総じて何が噛み合ってなかったかというと。

ジモト・ヨソモノの「ジモト要素」がほぼなかったのです。すなわちokuruを地元の人が使うというより、実態としてはokuruの人の繋がりの中で、ヨソモノがよく訪れていた、ということです。

単純にジモトにツテが無かったというのもありますが、無理に営業行為をして呼び込む使い方もコミュニティの在り方としては違うと思っていたのもあります。
結果としてはヨソモノが週末に集まる別荘的な使い方になってました。

当初は綱島という駅からさらに10分歩くような位置に人が来るのか?そのためにもジモトの人が来る場所にするべきと思ってたのですが、結果としては、okuruというハコ自体は多少遠くても足を運んでくれるものになった、という点ではgoodポイントとも考えられるかな、と思います。

ただ当初のイニシャルコストが中々返済できていない状況が課題ではありました。イベントの会計をザツに、かなり安くやっていたというのもありますが。

そんなこんなで1周年。DIY精神で自作の流しそうめんとピザ窯を使ったパーティをしました。

okuru2年生(2017/9 - 2018/8)

このジモト要素が薄い件について、
そもそもジモトの人を呼び込む必要があるのか?そもそも呼び込みたいのか?という自問に繋がっていき、コンセプトを見直すこととしました。

そこで頭から出てきたコンセプトが「セカンドリビング」という概念です。

これはジモト、ヨソモノに限らず、
「生活空間を自宅以外に拡張する暮らし」という考え方で、そのためにもう一つのリビングを持ちましょうという生活提案を見据えたコンセプトです

なので、イベントスペースではなく、あくまで家の外にある日常空間というポジションを目指しはじめました。

イベントというよりシンプルにここに来れば、いつもの人がいてなんかうまいもんが食える、みたいな。そんな立ち位置にしようとしてました。

とはいえイニシャルで背負った借金を返すのにもイベントっぽいものはやってましたが、こちらも外の人が見ても分かりやすいものっていうより、かなりコアな内容に寄せたイベントをしてました。

okuruBarと銘打って、基本ご飯とお酒を嗜むことを目的としつつ、毎回ちょっとしたコンテンツを用意してました。

見ても、一見よくわからないイベントですよね。よく来てくれる人が内輪感を持って楽しんでもらえればいいね、とそう考えてイベントしてました。

この頃、ヤハギはokuruに住んでたのもありこんな感じのイベントを毎週やってました。ちゃんと会計もしっかりやって、ぶっちゃけこれで、イニシャルの借金だいぶ減らしました(正直。)

他にもセカンドリビングという生活空間を拡張するという考え方のもと、農園chosuをジモトの方々とはじめたのもこの時期です。chosuのコンセプトは畑ではなく「食べられる庭」という庭というあくまてま生活空間の拡張として捉えています。

あとはokuruという場に限らず、色々と人同士の繋がりがうまく回りはじめた時期でもあります。

okuruチャリ部とか

ペンション行ったりとかね。

okuru3年生(2018/9 - 2019/8)

さて、こうやって小さくも確かに歩んできたokuruも3年生に。決して順風満帆ではない道のりだなぁとは思いながら、色々な変化を受けながらも確かに歩んできたわけです。

この間に僕は、綱島と湘南の辻堂で2拠点生活してたころから結婚して父となり、okuruのそのすぐ近くに家を借りて住むという生活に変化した時期でもあります。

海沿いの暮らしは良かったなぁ。いずれもう一度海沿いの暮らしはしようと思ってます。

さて、
自身が父となった変化も起因して、それまでのようにいわゆる飲みニケーションや非日常的な体験に対して、たくさんの時間とお金を割くことから、なるべく日常的な時間にゆとりと遊びを持たせようと思った変化がありました。

何かに「参加」する遊びするくらいなら、子供も一緒になって自分で「つくる」遊びをしたいなと、そう思うようになりました。

そこでokuruのコンセプトを見直しました。
その名も「暮らしをクラフトするセカンドリビング」としました。

okuru自体の使い方もより日常寄りにしており、

シンプルに月に一回の平日に晩ご飯を食べましょう、というものだったり。

月に一度の座禅とかですね。

というように、現在はなるべく非日常的な体験を作るというより、日常生活でちょっと手間暇かけて何かを楽しむという路線にしています。

もちろん、節目節目ではイベントしてますけどね。

最近ハマってるのはスパイスカレーを作ること。これも子供がいながらでも楽しめる遊びです。またBBQは子供が小さくてもokuruでは問題なくできるので、そんなスパイスカレーとBBQをするって場でした。

基本的に無理せず思い立ったらやろう、と思ってます。

okuru4年生(2019/9 -)

ただ、
いつまでも今あるコミュニティに固執して、中に新しい空気が入っていかないこともコミュニティを続けるという意味では問題視しております。

このままでは空気が少しずつ濁っていって、ゆっくり死んでいくような状態だと思っています。

そこで、okuru4年生がこれから取り組んでいくのは、「換気すること」です。

具体的には空気を入れる行為として、「場を外に貸し出す」ことや、noteやwebラジオなどのコミュニケーションの「窓」を積極的に開放していこうと思います。

貸し出しに向け、粛々と片付けてます。

ラジオも初回収録完了。月2ペースで上げてければなと。

とはいえ、1人でできることには限りがあって、中々進めるのは大変だなぁとは思ってますが。

やれることを無理せずやれる力でやっていく、そんな肩肘の張らなさはコミュニティを持続させるためのキモでもあると思います。

コミュニティの運営って少なくてもしかめっ面してやるもんじゃないよね、そう思います。あくまで自分が楽しいことを優先しないとホント続かないなぁと。

はい、すっかり2019年も年の瀬ですね。
なので今回はokuruの歴史を振り返りながら、企画者の脳味噌をひけら散らかす会でした。

以上でございます。

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広告代理店で働きながら、東横線沿いの古民家をセルフリノベーションして、住居兼小商いの場を運営するヒト。メガネでヒゲで一児の父。https://okuru.yokohama
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