前向きというより斜め向き

天気が良い。外に出よう。

まぁ、天気が悪くても出るし、
そもそも天気の良し悪しとは、なんて。

そういうのは置いといて。

梅雨空が一段落したので、
なにはともあれ、と、外に出たわけです。

ベランダに出て様子を見て、
何を着るか、何を持つか、などなど。

念のため天気予報も確認。

にわか雨、雷雨の可能性あり、と。

ロードバイクで荒川へ。

で。

休憩をしていたら、
どこかでカエルの声が聞こえる。

ややや、と思うわけです。
田舎育ちの、古い人間は。

見れば確かに雲行きも怪しげで、
風もいかにも何かが起こりそうな気配。

自転車で、河原で、雷雨。
これは非常によろしくない。

というわけで
そそくさと帰ったわけですが。

まぁ、いいお天気で。

空はもちろんのこと、
雨も雷も落ちてこず、杞憂。

もっとも、あのまま長居をしていたら、
油断した日焼けがもっと酷かったはず。

さてはあれは警告だったのか。
カエルの恩返しか。

もしやあのカエルは、
いつぞやどこぞで助けたってアレか。

あのとき助けていただいた
名もなき蛙にございますれば‥‥。

それがあのひと泣きとは、
ずいぶん雑な助け方だったのか。

もうちょっと何かないのか。

いや、バタフライ効果か。
それが本来の恩返しのスタイルなのか‥‥。

しょーもない。

ポシティブシンキングも
無理矢理がすぎると暴走するのか。

いや、これ、
ポジティブシンキングとは違うか。