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クリーチャーの恋人~侵略をやめさせるたった1つの方法~ 前編

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ナンパ好きの大学生がひっかけた美女は、人に化けたクリーチャーだった。 彼に与えられた使命は、クリーチャーと恋人になること。 ――異世界の侵略者を、人類の味方へと変え、世界を救うこ… もっと読む
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小説【クリーチャーの恋人 ~侵略をやめさせるたった1つの方法~】 表紙イラストあ…

 ナンパ好きの大学生がひっかけた美女は、人に化けたクリーチャーだった。  彼に与えられた…

八木平治
3年前
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【クリーチャーの恋人】1-1 始まりの夜

― <<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>1-2 張り付く影  ――これじゃあ人形とヤってるみ…

八木平治
3年前

【クリーチャーの恋人】1-2 張り付く影

 昼になり、講義終了を示すベルが鳴った。  柏木は顔を上げた。  講義の内容はまったく頭…

八木平治
3年前

【クリーチャーの恋人】1-3 点火

1-2 張り付く影<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>2-1 七転八倒  柏木は自宅アパートのベッ…

八木平治
3年前

【クリーチャーの恋人】2-1 七転八倒

1-3 点火<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>2-2 もつれた日常  柏木は劇場の最後列に座り、…

八木平治
3年前
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【クリーチャーの恋人】2-2 もつれた日常

2-1 七転八倒<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>2-3 無謀な実験  モナは音速をはるかに超え…

八木平治
3年前
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【クリーチャーの恋人】2-3 無謀な実験

 夜が訪れ、柏木はモナとアパートへの帰り道を歩いていた。  夕方からぱらぱらと小雨が降っていたが、アパートに着く少し前には大雨になっており、柏木とモナは雨粒に晒されていた。 「ミラル、大丈夫かな」  柏木は部屋に戻ると窓辺に向かい、雨の様子をうかがってから窓を閉め、カーテンも閉じた。  洗面所から持ってきたタオルで髪を拭き、乾いたタオルをもう一枚出してモナに渡した。 「どういう意味?」 「あいつ、なんか危なっかしいから」 「良く分からない」  モナが身に着けていた服

【クリーチャーの恋人】2-4 プレゼント

2-3 無謀な実験<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>2-5 全裸脱走  柏木は、冷房を効かせたア…

八木平治
3年前
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【クリーチャーの恋人】2-5 全裸脱走

 モナは「船」の中の薄暗いアーチ状の通路を進んでいた。  そこは巨大な生物の体内のような…

八木平治
3年前
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【クリーチャーの恋人】2-6 ダブルデート

2-5 全裸脱走<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>2-7 発露  夕方の駅前の大通りは、今日もた…

八木平治
3年前
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【クリーチャーの恋人】2-7 発露

2-6 ダブルデート<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>2-8 禁忌  ダブルデートが終わり、柏木…

八木平治
3年前

【クリーチャーの恋人】2-8 禁忌

2-7 発露<<前 <表紙とあらすじと目次> 次>>3‐1 傷口  そこは昼前の役所だった。  主婦や…

八木平治
3年前