やぎ

一人反省会:ウェブ解析士認定講座.vol1

2019年7月13日(土)10時〜16時@ウェブ解析士協会オフィス
ウェブ解析士認定講座を実施しました。

オリジナルTシャツを用意して参戦です!!

ウェブ解析士マスターになった後、マスター講座の最終日に、「ウェブ解析士の講座を開きましょう」というお話があり、7月13日に初めて講座を開かせていただきました。

今までの講座の経験をふまえ、アシスタントで参加させていただいたウェブ解析士マスターの小杉さんや井水さんの講座の話を思い出しながら、自分としてどのような講座にしていくか色々考えていったわけです。

サポートとしては、アシスタントで寺岡さん(ウェブ解析士マスター)がついていただくなど、万全の体制ではあるのですが、そうするとあとは自分自身の問題なわけです。

「自分が何のために開くかという意味を明確にする」

僕がウェブ解析士マスターになるって決断したきっかけを与えてくれた方がいて、師匠と崇めているのですが、もちろん師匠の講座を聞いて、改めてその人のような人になりたいと近づきたいと思うのですが、、準備すればするほど、遠くなるというか、改めて師匠はすごいなーと思うばかりで。
それでも、やはり自分が開きたいと思うので、師匠に相談に見ていただいたときに大きな衝撃を与える一言がありました。
「私は7月で認定試験をやめるし、今年で認定講座もやらなくなる予定だから、ヤギちゃんが思いを引き継いでくれて良かった。」
新しい人が入って、環境も変わっていけばやること、やりたいことはどんどん変わるのですが、そのときに取捨選択があって、その時に入る人がいて出て行く人がいて・・・ただ、思いを引き継ぐっていうことにより大きな意味をもったのは事実なわけです。今の僕にとって、ウェブ解析士の講座を開くというのは、「師匠の思いを引き継いで次の世代に伝える」が答えなわけです。

合格するためだけの講座なら、開かなくて良い

理想だけでいうなら、合格するためだけの講座ならいらないと思っています。講座をとったからスキルが認められるのような話は多くありますが、本当は逆で、一定のスキルが認められたからこそ、資格として認定されるわけですよね。それぞれ思いはありますが、合格はあくまでも通過点であってほしい。そんなことを考えた時に、もし合格のための講座を開きたいかといえば「No」なわけです。なぜなら、テキストを3回以上読んで、問題集解いて講座を受講すれば、多くの人は合格はできるのだから。自分を通して講座を開くということは「ウェブ解析士を通してその人にどう活用してもらうか」・・・ということ伝えたいわけです。それはウェブ解析士を通して成長させていただいたという思いもあれば、その資格を通じて出会えた人への感謝や思いというのもあるので。

講師は何回もできるが、受講生は1回限り・・・

これも師匠に伝えられた言葉のひとつです。初めての講座であっても、100回以上経験あっても、受講生からはどうでもいいわけです。もっといえば価値の高い講座(よりわかりやすい講座)を受講したいはずです。講座自体に金額の差がないならば、価値を高めて行く努力をするしかない。とはいっても、初めての講座なので、実績をアピール武器はない・・・。そこでいくつか考えました。
・受講の前のガイダンス資料の用意
・お弁当の用意
・模擬試験の用意
・オフラインで少人数制にする
なぜこのようなことを準備したかといえば、やはり講座を開く上で満足度を高めるために何が必要かを必死に考えたわけです。そして、先ほど上のほうで書いたことをすぐ否定になるのですが、受講生からしたら「お金払って合格につながらない講座なら受けたくない」と思うのも当然なわけです。なので、講座以外のところでは、合格に向けてしっかりサポートすることを考えないといけないと思います。そして、今年からはマスターは一人一人手作りの資料を用意することになりました。つまり、マスターとしてどのような資料を作るかはマスターの裁量に委ねられるわけです。思いを伝えやすい反面、責任も重大です。

紙や品質には気を遣うべきっていうのは井水さんの教え。とても大事なポイントでもあると思う。

準備やかける思いは資格試験以上に大変・・・

こんなことを考えたら、講座の資料だけではなく、ガイダンス資料や模擬試験の作成など色々と作業が増えるわけです。幸い、ガイダンス資料はウェブ解析士マスター講座で大変お世話になった尊敬する寺岡さんが作ったものがあり、それを拝借して、一部編集しながら作成させていただきました。また、模擬試験も副読本やウェブ解析士マスター講座で教わった稲葉さん、神谷さんの資料を一部活用させていただき作成させていただきました。人のコピーばかりではあり、オリジナルがないのですが・・・それが今の実力でもあり、それはそれで仕方ないところもあります。ただ、それ以上に今大事なのは、良い講座を開くために自分のできることは何か・・・そんな感じでした。自分のことばかり考えていた資格試験よりも、受講生のことを考える講座の開催のほうがある意味、資格試験より大変かもしれません。

受講生とのコミュニケーションを大切にしたい

新宿の会場で少人数で開く以上、やはりコミュニケーションを大切にしたいわけです。そうすると、どんなのが良いのかなーとか考えると、先日グラレコの講座を受けた時に「自己紹介カード」のようなものを教わりました。A4の紙を8分割して好きなものを書いて紹介していくものです。

今回はグラレコ講座でもなく、4つくらいが適切と思い、こんな感じに…。

名前の読み方が動物のヤギと同じなので、けっこう最近は「ヤギ」をモチーフにしたイラストを使っています。けっこうこれはコミュニケーションを撮る上で有効でした。というのも、やはり教えている時に、どんな人なのかとか名前を間違えるとかの防止もできるし、相手のことも深く知れるので。自己紹介って一回きりで、覚えるのは難しいのですが、書いてもらうことでどんな人なのか理解し合えるって・・・やっぱこのやり方はすごいうまくいったなーっと思います。

講座の中で最初のウェブ解析話を大事にしたい

ウェブ解析士協会では鉄板の行商の豆腐屋のお話がよく紹介されます。これは協会理事の江尻さんがよく話す内容なのですが、これも師匠のアシスタントに参加したときにここまで深い話ができるんだと関心した内容です。一部掲載します。

反省点:色々と準備不足は否めない。

良いことを多く書いてきたが、反省の方が多い。講座を受けた人ががっかりしてしまうといけないのだが、もっとこうすればよかったというところをあげると・・・
・もっとコミュニケーションの場を活性化するために質問の機会を増やすべきだった
・力の入れようが章によってバラバラ・・・。特に後半。
・苦手な分野の人のキャッチアップはもっと丁寧にするべきだった・・・
・準備不足の前半の遅刻は致命的だった。
・最後の思いを伝えられず、タイムオーバーしたのもある。
本当にNPSとかで評価されると怖いのですが、、やはり反省が多いのは事実あります。もっとこうすればよかったというのは悔やんでも仕方ないのですが、今回の経験を次に活かしていきたいと思います。

感謝:チューターのような存在は神さま

今回6人の受講生がいたわけですが、理解度はまちまちです。その中でも特に理解度の高い人が二人いて、その二人にはとても助けられました。そして、やはり講師が教えるより、受講生が教えるほうがよかったりするんですよね。こいう場をどうしたら作れるか、そう考えると、受講生同士のコミュニケーションを大切にするというのがやはり大事だなと思うわけです。

文章はまとまらないですが・・・この辺で。


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