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短期目標は立てるべき

ついつい、先を見えて考えるのが大切だということで、5年後にはこうなってて、10年後にはあぁなっていると目標を立てたりする。
数年先の未来予測や長期計画を立てがちだが、そんな計画はうまくいかないと思う。自分の経験からしても、本当にそう思う。変数や要素、要因が多すぎて、複雑すぎるからだ。何が起こるかわからない、未来永劫不変なものはない、諸行無常の前提で生きていけば、割と人生楽に生きられる。

【夢中になれるものに向けてのめり込む、アクションを起こせ】
あなたが夢中になれるものに向けてのめり込む、アクションを起こす。それがあなたの人生の正解だ。ひとたびアクションを起こせば、さまざまな変化が訪れる。
ワクワクは増すだろう。そして同時に、試練やトラブルのたぐいも降りかかるようになる。
試練やトラブルが降りかかるのは、あなたのアクションが確かな力感を帯びてきたことの証拠だから、気にする必要はない。むしろ歓迎すべき事態として、あれこれ手を尽くして乗り切ればいいだけの話だ。乗り切るうえでキモになるのが、合理的な思考だ。合理的な思考とは、「一歩先」を考えるということだ。固い言い方をすれば、短期目標の明確な設定だ。あなたにはそのクセをつけておいてほしい。難しいことではない。
ぼくは10代のころから、そこだけははっきりさせていた。
ぼくは福岡県八女市の田舎町から東京に出たかった。しかし親が簡単にそれを許してくれないこともわかっていた。だから必死に勉強して東大に現役合格した。東大であればさすがに親も引き止めはしない。「東京に出る」という短期目的があったから、取るべき手段(東大合格)はひとつに絞られたのである。
ぼくが起業したのは1994年だ。そのころはいまと違い、会社を興すにはまだそれなりの設立資金が必要だった。でもとてもそんなお金は手元にない。が、世はIT革命の前夜だ。インターネットが世界を変えるのは間違いない。それに乗り遅れるわけにはいかなかった。だから600万円を借金して資金にあてた。その借金(手段)はリスクではない。むしろ機を逸することのリスクのほうが大きい、そう考えたから迷いはなかった。

『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』より


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